ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

お産は、命の授業

2010年04月07日 | いいお産
庭先に、木蓮の花が咲いていました。
毎日、毎日多くの花に感動しています。
Photo

モクレン
モクレン科 モクレン属
高さ 2m~3m
花色 白 赤紫
開花 3月~4月
名前由来
中国名 「木蓮」の和音読み
花言葉・・・恩恵・自然愛
Up

昨日、自宅分娩された方の所にサポーターにいかれた
子宝ママさんからコメントをいただきました。
素晴らしい文章なのでご紹介させていただきます。
******************
今夜、ひげ爺さま繋がりの友人に無事元気な赤ちゃんが誕生しました。
ママも赤ちゃんも、ホントよく頑張ってくれました~(*^_^*)


ご縁があって、朝から分娩までお付き合いさせて頂く機会に恵まれました。
家族でもない私を受け入れてくださって・・・本当にありがたい・・・です。


ゆったりと時間をかけた静かなお産でした。


パパは、ずっとママに寄り添い、腰をさすり~
お姉ちゃんは、「ママ、赤ちゃん頑張って~」とかわいい声援を送り~
おばぁちゃまは、ママの為に、身の回りのお世話や栄養満点のお食事やお茶の準備~
みんなの優し~い愛に包まれて赤ちゃんは産まれてきてくれました。


昨夜から、なかなか陣痛が進まず、今日の夕方まではママは、本当につらかっただろうと思います。ママの頑張りに拍手~!!!


助産師さんが到着されてからは、ズンズンお産が進行していきました。


赤ちゃんの頭が見えだした時、お姉ちゃんは不思議そうな眼差しで見つめていました。


お産終盤戦は・・・赤ちゃんが自らの力でママの中からヌル~ッ、ツルンと出てきました。
誕生すぐ泣くこともなく、安心しきってたのでしょうね・・・


ママの胸に抱かれ至福のひととき~


間もなくして、ご近所のお友達もかけつけて下さり、みなさまからの祝福の嵐~


ご近所の子ども達も産まれてすぐの小ちゃな赤ちゃんに釘づけです。
赤ちゃんどっから産まれてきたん~?の質問に~戸惑うママたち。
そこですかさず助産師さんの子どもでもよくわかる的確な回答~
赤ちゃん産まれる大切な場所やから、トイレの時、前から後ろにちゃんと拭こうね~っと。


みんなのママもこうやって一生懸命にみんなを産んでくれてんよ~
だから、お誕生日にはプレゼントおねだりしないでママにありがとう~って言ってあげてね~っと。

赤ちゃんとママを繋いでくれていたへその緒のカットの瞬間も、ご近所のみなさんに
見守られながら行われたそうです。

胎盤の役割の説明も、実物を使い、皆さんの前でされたそうです。


なんてアットホームで素晴らしいんでしょう~


こんなにも貴重な体験を共有されたご近所のママさん&ちびっ子たち~
これからも今まで以上に、ママ&赤ちゃん&Kちゃんの力強ーいサポート隊に
なってくれることまちがいないですね~!!!


友人やご近所さんを巻き込んでのお産って素晴らしいですね~!!!


赤ちゃん抱っこの時も、パパが抱き~次にお姉ちゃんの順番がきたとき・・・


助産師さんが「世界にたった一人の大事な妹だよ~」と手渡されたそうです。
小さな腕の中に抱かれた赤ちゃん、新米お姉ちゃんの優しさ・あたたかさを
感じたことでしょう~
同時にお姉ちゃんも・・・自分よりも小ちゃな存在の妹のことを愛おしく
思ったでしょうね~


この話を聞いて・・・こころがあったか~くなりました。

産まれたての赤ちゃんの前での「いのちの素晴らしさ」の特別授業に真剣に聞き入る子ども達でした。
助産師のFさん・Nさん本当にありがとうございました。


友人のお産は・・・その場に集まった何人もの子ども達にもママ達に多くのメッセージと感動
そして幸せを与えてくれました。 いいなぁ~自宅出産って・・・



もちろん私も、いっぱ~いの幸せを・・・感動を分けて頂きました。
ありがとう~!!!  Nちゃ~ん!!!
今夜は幸せをかみしめて眠りについてることでしょうね~
今日は嬉しさと感動で眠れそうにありませ~ん

    ************
多くの人に祝福される命は幸せです。
それを選んだお母さんに敬意を表します。
その感動を忘れず、楽しい子育てをしてください。







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3 コメント

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子宝ママさん再度のコメントありがとうございます。 (ひげ爺)
2010-04-10 08:18:07
子宝ママさん再度のコメントありがとうございます。
赤ちゃん誕生のシーンにはいろいろあります。
多くの人々に迎えられるお産は、赤ちゃんにとっても幸せです。
また静かなお産も赤ちゃんにとっては幸せです。
どんなお産も素晴らしいお産です。
産後、すぐにいかに濃厚な時間を持てるかではないでしょうか。
子宝ママさんこれから今回の体験とあなたのお産体験を多くの人に語り、サポートしてあげてください。
それもあなたの使命かもしれません。
ありがとう。
感謝いたします。
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今朝がた・・・ちょとだけ色んなことに気付けたよ... (子宝ママ)
2010-04-10 01:38:28
今朝がた・・・ちょとだけ色んなことに気付けたような気がします。


お産って・・・人生の縮図かも・・・
今朝、目覚めてそう感じました。


先日は、悩めるカキコミ失礼しました。


様々な人生の選択の仕方や、人それぞれに違った性格があるように、
お産にだって・・・静かで厳粛なものもあれば、明るくく賑やかなもの、ゆっくり穏やかな流れ、激しく強い流れ、いろんなパターンがあって、それはそれでゼーンブOKなのかなぁ・・・と思えてきました。


お産当日の自分の行動を思い返してみて・・・


朝9時半頃に友人とNちゃん邸に様子見(陣痛見舞い!?)にお伺いしました。


1時間ぐらい滞在して、友人は入学式出席の為着物の着付けに同じマンションの友人宅へ。
私は、Kちゃんを連れ出しpe-とお散歩タイム。
お花を摘んだりダンゴ虫を探したりで1時間強、外出後、Nちゃん邸へ戻りました。
間もなく友人たちも合流し、しばし談笑。
その後、お昼過ぎに友人は入学式へ。


あまり長居してもと、「じゃあ私も・・・」とおいとましようとしたら、
「え~~~っ!!!子宝ママさんも帰るの・・・」というNちゃんの不安な顔を見たら、
頼りにされるのが嬉しくもありありがたくもあり、
「わかった、わかった。助産師さん来はるまでおるから大丈夫~!!!」と言っていました。


昼過ぎにいらっしゃると言っていた助産師Fさんもなかなか現れず、陣痛も弱くなってきたので、再びKちゃんとpe-を連れ出し、鳩の餌やりで気分転嫁。

1時間後戻ってみても陣痛は相変わらずの昇降状態。


助産師Fさんの到着も3時ごろとのことだったので、pe-もそろそろ限界かな・・・
と思い一旦帰宅しました。
案の定、pe-は車の中で間もなく撃沈!爆睡です(笑)


帰宅後~我が家の子ども達の為の夕飯作り~洗濯物を取り入れ~


pe-が目覚めてしばらくしてから~
お裾わけに炊き込みご飯を持ってNちゃん邸に到着したのが6時前。


先程、助産師Fさんが到着したとのことで、「内診中に破水したので、大丈夫かしら・・・」と心配そうなおばあちゃまが出迎えてくださいました。

パパはFさんの車を移動するのに外へ行かれたとのこと。


室内に入り助産師Fさんへのご挨拶もそこそこに、「赤ちゃんもうすぐ生まれるで~!」と
その場の流れで、Nちゃんの手を握っている自分がいました。

パパが戻って来てからはお産の進行は早く、間に合わないかも・・・とおっしゃてた助手の助産師さん到着後、間もなく赤ちゃんは誕生しました。

私がNちゃん邸入室後1時間弱の出来事です・・・


「あの時、いてくれて頼りになった~」
「ホンマ、助かった~!」
「子宝ママさんがおってくれたら安心できる・・・」


私にこう言ってくれたNちゃんの言葉を素直に信じよう~(*^_^*)と思います。


お産という貴重な瞬間、新しい家族を迎え入れる場に、家族でもない私とpe-を立ち会わせて下さった Nちゃん、パパさん、おばあちゃま、Kちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。


これからは、Nちゃん家族の優しさに御恩返しができるよう、私もでき得る限りの愛をそそいで、 誠意を持って応えていかなきゃあ~!!!と思います。


【お産】って・・・「生」の原点であると同時に、人生の振り返り、学びの機会なんですね。


たとえ、Nちゃんやおばあちゃまの言葉が社交辞令から出たものだとしても・・・
タイムスリップしない限り、お産の瞬間に立ち戻ることはできません。


私が今~これからできること、するべきことは、「心強かった~!」と言って下さったNちゃんファミリーに心から感謝する気持ちを忘れずに、きちんと御恩返しをしていく道を選択すればいいねんなぁ・・・と考えることができるようになりました。
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サポートなんて・・・とんでもないです。 (子宝ママ)
2010-04-07 23:34:20
サポートなんて・・・とんでもないです。
何よりも~家族のみなさまの優しさいっぱいあふれる愛の力の結晶です。


私は、ただただ傍にいただけで・・・何のお役にも立ってないです。


本来、家族だけで迎えるべきであろう、新しい家族、小さないのちの誕生の瞬間に私が居てよかったのかどうか・・・
厳粛な雰囲気の中、家族の絆の深みを確かめ合うこともできたのに、私とpe-の存在は
お邪魔ではなかっただろうか・・・
一夜明けて、そう感じるようになりました。


Nちゃんもおばあちゃまも「心強かった~!」と言っては下さいましたが・・・


今は・・・自分の行動を思い返し、反省しています。

今夜は・・・昨夜とは違う意味で寝れないかも・・・です。

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