
この春、初めてホトケノザが咲いているのを感じ取ることができました。
これまでも咲いていたのですが、爺にそれを感じとることが出来なかったのです。
その背景にあるのは、爺のこころのゆとりがなかったからです。
何気なく咲く野の花は、あまりにも小さくひっそりと楚々として咲いています。
ふだんから目にしているのに、残像として残っていない。
日常の暮らしの中で、このゆとりを忘れている。

田舎暮らしの日常でも、都会の喧噪の中でも、感じ取る心は同じです。
こころの安定がないと感じ、受け取ることはできません。
わが子の訴えも同じです。
親の側に心のゆとりがあるとわが子の訴えを感じ取ることができます。
素直に受け止めることが出来るとき、わが子が愛おしくなります。
ゆとりがないと、わが子の訴えが、時にはうっとうしくなります。
イライラすることもあります。
そんな時には、わが子が寝たら好きな音楽や本を読んで気分を変えてください。
昼寝から起きたら一緒に公園を散歩するのもいいですよ。
適度な気分転換をしてくださいね。