愛着を育む上でもっとも大切なことは、授乳と抱っこである。
アメリカの心理学者ハーロウは、赤毛ザルを使った実験で子ザルに、
柔らかい布で作った『クロスマザー』と、
針金で作った『ワイヤーマザー』を与えたのです。
形を同じようにミルクを出るような構造にした時、赤毛ザルの子
どもはみな、肌触りのよいクロスマザーに寄り付き愛着を示した。
母親から離されると育たず死んでしまう。
母親との愛着が育たなかった猿は、友達や仲間、恋人などの人間関係が築けない。
重大な欠陥が生じてしまったんですね。
2歳以下の乳幼児には母親からのスキンシップや心からの愛が欠かせない。
「抱く」「撫でる」がわが子の体や脳の発達を促進する。
これが欠けると成長だけではなく情緒不安定になり、将来取り返しがつかないことになります。
たくさん肌の触れあい、心のふれ合いをしてください。
わが子だけではなく、あなたも心地よくなります。
お互いが優しい気持ちになれます。
今からでも遅くはありません。
たくさんたくさんスキンシップをして上げてください。
育児 ブログランキングへ