またまた母乳に対して医師の勉強不足についてです。
母乳が一歳を過ぎて飲ませたら健康に害を及ぼすなどという医師がいることに怒りを感じます。
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「2歳までの男の子への授乳について」です。
その先生から「2歳までおっぱいあげたら、駄目だよ。」「1歳過ぎたら、健康に害を及ぼすよ。」「発音、噛み合わせにも悪影響だよ。」「いいこともあるかもしれないけど、害の方がはっきりしているよ。」と言われました。
また私は数ヶ月前から生理が再開しており、そのことを伝えると「母乳をあげるということは、男の子に女性ホルモンをあげてるんだよ。
生殖器に悪い影響を与えてるよ。」「7ヶ月という先生もいるけど、とにかく1歳以上にはあげたらだめだよ。」と。
私が「2歳以上までおっぱいをあげたほうがいいという話を聞いたことがあります。」と言うと、「医者でそんなことをいう人は一人もいないと思うよ。」と言われ、WHOの話をすると「それはアフリカ向けに出されてる話で、それを自分たちの国に向けられてると勘違いしている人たちがいるんだよ。」と言われ、アフリカの水や人口増加問題について説明を受けました。
小児科医に「ミルクを足しなさい。」と言われたり、歯科医に「断乳しないと虫歯になるよ。」と言われたり、周りの人から「まだ飲んでるの?」と言われても、もうびくともしなくなったのですが、さすがに「女性ホルモンの話」については初耳で、あまりの断言っぷりでしたので、他の先生の意見もお聞きしたくなりました。
私自身「2年間のおっぱい生活は、辛い事がいろいろあったけど、本当に本当に幸せだった。」と心から思えているので、こういうことを言われても、後悔は一切していません。
ただ今後の参考のためにも、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
回答 たまごママネット医師団
まだまだ母乳育児に対する誤解や偏見が多くみられます。人間の赤ちゃんにとって母乳は最適な栄養です。この栄養というのは身体を大きくするだけでなく、身体を丈夫にする栄養、心を豊かに育てる栄養があります。質問のように1才を過ぎた時期の母乳は心を育てる栄養としての役割が大きくなります。この大切さが理解されるようになり、母子健康手帳から断乳という言葉がなくなり、厚労省の“離乳の基本”からも授乳をいつまで止めるという表現がなくなりました。
母乳育児は発展途上国では乳児の死亡率の改善や自然な避妊効果がいわれますが、先進国でも子どもの感染症の予防効果(中耳炎、消化器感染症、尿路感染症、下気道感染症など)だけでなく糖尿病や小児癌の発生率を少なくしたり、知能の発達に対しよい影響を与えたり、将来の生活習慣病を起こしにくくするなど子どもの一生を守るためによい効果があることが知られています。閉経前の乳がんの減少や卵巣癌・子宮体がんの減少、骨粗鬆症の予防効果、妊娠糖尿病が糖尿病に移行するリスクの半減など母乳を長く続けることは母親の健康を守るためにも大切なことです。
母乳を飲むときに赤ちゃんは人工乳を飲む以上に強い力を必要とします。母乳を飲んでいる赤ちゃんはあごが良く発達します。このため歯並びがしっかりし噛む力が強くなり離乳食の時よく噛んで食べられるようになり、言葉の発音もはっきりしてきます。母乳を長く続けると歯並びや発音が悪くなるということはなく、その心配は人工乳の場合に多くみられます。
母乳の女性ホルモンで男児の生殖器に悪影響を与えるといこともありません。母乳中に赤ちゃんに影響を与えるようなホルモンが含まれることはなく、含まれるホルモンもそのまま吸収されないため赤ちゃんに悪い影響を与えることはありません。様々な環境汚染物質が胎児期からの性腺機能低下に影響を与えている可能性が指摘され、このことは十分な注意が必要です。
2才過ぎてもおっぱいの必要な赤ちゃんは多くいます。心のどこかに不安が残っている子どもです。おっぱいを吸うことで不安を解消し強い心を育てています。卒乳するということはおっぱいに頼らなくても不安や困難を解決できる強い心を持てたということです。積極的に外の世界に挑戦でき、負けない心が育っています。将来楽しみな子どもです。
質問のお母さんのように自分の体調などでどうしても母乳育児を止めなければいけないときには、赤ちゃんにどうして母乳をあげられなくなったのかを赤ちゃんの目を見てゆっくりとした言葉で赤ちゃんに話しかけてください。何回か繰り返していると赤ちゃんはお母さんの気持ちを理解しあまり困ることなく母乳から離れてくれます。もし母乳を続けてもいいかなと思うようでしたら無理に薬で母乳を止めないで本当の卒乳まで母乳育児を続けてみてください。この時には母乳を止めるための薬を使う必要はなく、乳腺炎を起こすこともほとんどありません。
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お忙しいところ早々に回答していただきましてありがとうございました。
それにしても母親を苦しめる指導ですね。
根拠のない「暴力」ですね。
ドクターハラスメントですね。
患者は弱い立場ですね。
このようなことが無くなることを願っています。
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本当にそのとおりですね。
おっぱいに関する知識不足は困ったものです。
大学の医学教育の中で「母乳学」を教えてほしいものです。
医師の知識不足は「罪悪」である。
傷つくのは「赤ちゃん」である。
母乳が一歳を過ぎて飲ませたら健康に害を及ぼすなどという医師がいることに怒りを感じます。
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「2歳までの男の子への授乳について」です。
その先生から「2歳までおっぱいあげたら、駄目だよ。」「1歳過ぎたら、健康に害を及ぼすよ。」「発音、噛み合わせにも悪影響だよ。」「いいこともあるかもしれないけど、害の方がはっきりしているよ。」と言われました。
また私は数ヶ月前から生理が再開しており、そのことを伝えると「母乳をあげるということは、男の子に女性ホルモンをあげてるんだよ。
生殖器に悪い影響を与えてるよ。」「7ヶ月という先生もいるけど、とにかく1歳以上にはあげたらだめだよ。」と。
私が「2歳以上までおっぱいをあげたほうがいいという話を聞いたことがあります。」と言うと、「医者でそんなことをいう人は一人もいないと思うよ。」と言われ、WHOの話をすると「それはアフリカ向けに出されてる話で、それを自分たちの国に向けられてると勘違いしている人たちがいるんだよ。」と言われ、アフリカの水や人口増加問題について説明を受けました。
小児科医に「ミルクを足しなさい。」と言われたり、歯科医に「断乳しないと虫歯になるよ。」と言われたり、周りの人から「まだ飲んでるの?」と言われても、もうびくともしなくなったのですが、さすがに「女性ホルモンの話」については初耳で、あまりの断言っぷりでしたので、他の先生の意見もお聞きしたくなりました。
私自身「2年間のおっぱい生活は、辛い事がいろいろあったけど、本当に本当に幸せだった。」と心から思えているので、こういうことを言われても、後悔は一切していません。
ただ今後の参考のためにも、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
回答 たまごママネット医師団
まだまだ母乳育児に対する誤解や偏見が多くみられます。人間の赤ちゃんにとって母乳は最適な栄養です。この栄養というのは身体を大きくするだけでなく、身体を丈夫にする栄養、心を豊かに育てる栄養があります。質問のように1才を過ぎた時期の母乳は心を育てる栄養としての役割が大きくなります。この大切さが理解されるようになり、母子健康手帳から断乳という言葉がなくなり、厚労省の“離乳の基本”からも授乳をいつまで止めるという表現がなくなりました。
母乳育児は発展途上国では乳児の死亡率の改善や自然な避妊効果がいわれますが、先進国でも子どもの感染症の予防効果(中耳炎、消化器感染症、尿路感染症、下気道感染症など)だけでなく糖尿病や小児癌の発生率を少なくしたり、知能の発達に対しよい影響を与えたり、将来の生活習慣病を起こしにくくするなど子どもの一生を守るためによい効果があることが知られています。閉経前の乳がんの減少や卵巣癌・子宮体がんの減少、骨粗鬆症の予防効果、妊娠糖尿病が糖尿病に移行するリスクの半減など母乳を長く続けることは母親の健康を守るためにも大切なことです。
母乳を飲むときに赤ちゃんは人工乳を飲む以上に強い力を必要とします。母乳を飲んでいる赤ちゃんはあごが良く発達します。このため歯並びがしっかりし噛む力が強くなり離乳食の時よく噛んで食べられるようになり、言葉の発音もはっきりしてきます。母乳を長く続けると歯並びや発音が悪くなるということはなく、その心配は人工乳の場合に多くみられます。
母乳の女性ホルモンで男児の生殖器に悪影響を与えるといこともありません。母乳中に赤ちゃんに影響を与えるようなホルモンが含まれることはなく、含まれるホルモンもそのまま吸収されないため赤ちゃんに悪い影響を与えることはありません。様々な環境汚染物質が胎児期からの性腺機能低下に影響を与えている可能性が指摘され、このことは十分な注意が必要です。
2才過ぎてもおっぱいの必要な赤ちゃんは多くいます。心のどこかに不安が残っている子どもです。おっぱいを吸うことで不安を解消し強い心を育てています。卒乳するということはおっぱいに頼らなくても不安や困難を解決できる強い心を持てたということです。積極的に外の世界に挑戦でき、負けない心が育っています。将来楽しみな子どもです。
質問のお母さんのように自分の体調などでどうしても母乳育児を止めなければいけないときには、赤ちゃんにどうして母乳をあげられなくなったのかを赤ちゃんの目を見てゆっくりとした言葉で赤ちゃんに話しかけてください。何回か繰り返していると赤ちゃんはお母さんの気持ちを理解しあまり困ることなく母乳から離れてくれます。もし母乳を続けてもいいかなと思うようでしたら無理に薬で母乳を止めないで本当の卒乳まで母乳育児を続けてみてください。この時には母乳を止めるための薬を使う必要はなく、乳腺炎を起こすこともほとんどありません。
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お忙しいところ早々に回答していただきましてありがとうございました。
それにしても母親を苦しめる指導ですね。
根拠のない「暴力」ですね。
ドクターハラスメントですね。
患者は弱い立場ですね。
このようなことが無くなることを願っています。
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本当にそのとおりですね。
おっぱいに関する知識不足は困ったものです。
大学の医学教育の中で「母乳学」を教えてほしいものです。
医師の知識不足は「罪悪」である。
傷つくのは「赤ちゃん」である。