ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

過干渉は子どもをだめにする

2008年01月14日 | 子育ての悩み
過干渉とは、子どもが望まないことを親がすることです。
いやがっていることや望んでもいないことを、親は子どものためと思って先回りしてしまうことです。

親がいいと思ってやっていることが、子どもにとって必ずしもそれがいいとは限りません。

過保護は過干渉に似ていますが、子どもにとって悪いことではありません。
子どもは自分の望んでいるいろいろなことを思いどおリにしてもらうと、乳幼児期には心が満ちたりて、どんどん自立していくものです。

いつまでもオッパイを欲しがったり、お母さんにいつもべったりくっついているといって悩む方がいます。
まわりの非難や間違った情報に踊らされることが原因です。

我が子の要求どおりにおっぱいをあげたり、甘えさせてあげてください。それはいつまでも続くことはありません。
心が満たされ時期がくると自立していきます。

過保護は自立の芽を育て、過干渉は自立の芽を摘むことになります。

干渉とは、子どもが自身やりたいことではなく、親のつごうでさせられたり、やりたいことを我慢させて、やらされることです。

子どもの自主性や主体性は、自らやりたいことをし、失敗や成功を繰り返す中で育ちます。
無理矢理やらせると、子どもがやりたいことよリも、やらねばならないことのほうに関心が強くなります。

過干渉の親は、それがまくいった場合、ほめたりや物品やお金を与え、時には過剰な褒美でつります。

幼児期からそのような行為をうけると、つけられる評価に過敏になります。
親や大人の評価に心が奪われ、褒められることをし、怒られるようなことを避ける人に育ちます。

過干渉をしていると気づいた親は、我が子に思っていることを語らせ、心からその言葉に耳を傾けてください。
批判をしないで聴いてください。
聴くことは、子どもの望みをかなえてあげることになります。
親に心を開きます。
低年齢であればあるほど話すようになります。

過干渉は自立の芽を摘み、自主性や主体性の低い子どもを育てます。
最初はだれでも上手く出来ません。失敗を繰り返して上手くなるのです。

失敗を恐れず時間がかかっても、子ども自身にやらせてください。

今を見ず、5年先、10年先、15年先を見て子育てをしてください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 育児疲れでノイローゼ気味 | トップ | 妊娠中からの絆つくり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

子育ての悩み」カテゴリの最新記事