乳児用調整乳(粉ミルク)の危険性を確認するために、粉ミルクメーカーに対して質問書を先週末に、各社の社長宛に送付しました。
それは、何度も書きましたが、粉ミルクには危険な微生物が混入しているからです。
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」を作成しました。
わが国には、調乳方法等の体系的なガイドラインはこれまでまったくありませんでした。
医療機関及び家庭における乳児用調製粉乳の衛生的な取扱いについて普及啓発を行うため、本ガイドラインの仮訳を作成し、都道府県等及び関係団体あて情報提供を行いますのでお知らせします。
ガイドラインの仮訳(全文)については、厚生労働省のホームページに掲載しています。
〔ガイドラインにおける乳児用調製粉乳の調乳のポイント〕
(乳児用調製粉乳を使用する父母の方々へ)
乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70度以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。
調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。
乳児用調製粉乳の哺乳ビンを用いた調乳方法の詳細については、別添を参照してください。
・ 本ガイドラインは、乳児用調製粉乳について、製造工程で無菌にすることは困難であり、また、開封後に病原微生物に汚染されるおそれもあることから、乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いの方法を定めたものであること。
特に、Enterobacter sakazakii による乳児のリスクを最小限に抑えるために作成されたものである。
ガイドラインの対象となる乳児は12ヶ月齢以下の乳児であること。
としています。
現在、ミルクで授乳されている方はご注意ください。
調乳方法をお護りください。
この微生物は中枢神経に感染し、髄膜炎や脳膿瘍等を発症させ、発育遅延や水頭症の後遺症を残します。全体的な感染率と発症率は低いものの、感染すると死亡率は40~80%と高く、特徴としては病原体が少なくても発病し、70~80度で死滅するといわれています。
***********
質問1
どのような菌が混入しているのでしょうか。病原微生物が開封前からいるという報告がありますがお答えください。
質問2
その菌はどのような症状を引き起こすのでしょうか。
感染した乳児の死亡率はどれくらいでしょうか。
質問3
病原性微生物が調整粉乳に混入する経路はどのようなものですか。
質問4
御社ではこれまで消費者に菌が混入しているということを説明されてきましたか。
お答えください。
質問5
乳児用粉ミルクに使用されている添加物について教えてください。
質問6
乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がありますが、それらのリスクを回避するために、消費者に対して「乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がある」との表示をすることを勧告していますが御社はどのように表示されるのでしょうか。お答えください。
質問7
「乳業メーカーに対しては調整乳を滅菌する開発を進めるよう指導すること」という勧告があります。どのような開発をいつからされますか?
質問8
母乳代用品の販売流通に関する国際規準の要約
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes
1981年 WHO総会で成立、1994年 日本政府が賛成
1 消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
とありますが、雑誌等の広告を止める意思はおありですか。お答えください。
*****************
回答が来ましたら次のアクションを起こします。
次々にいろいろなことがあります。
赤ちゃんの命を守りたい思って行動しています。
それは、何度も書きましたが、粉ミルクには危険な微生物が混入しているからです。
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」を作成しました。
わが国には、調乳方法等の体系的なガイドラインはこれまでまったくありませんでした。
医療機関及び家庭における乳児用調製粉乳の衛生的な取扱いについて普及啓発を行うため、本ガイドラインの仮訳を作成し、都道府県等及び関係団体あて情報提供を行いますのでお知らせします。
ガイドラインの仮訳(全文)については、厚生労働省のホームページに掲載しています。
〔ガイドラインにおける乳児用調製粉乳の調乳のポイント〕
(乳児用調製粉乳を使用する父母の方々へ)
乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70度以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。
調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。
乳児用調製粉乳の哺乳ビンを用いた調乳方法の詳細については、別添を参照してください。
・ 本ガイドラインは、乳児用調製粉乳について、製造工程で無菌にすることは困難であり、また、開封後に病原微生物に汚染されるおそれもあることから、乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いの方法を定めたものであること。
特に、Enterobacter sakazakii による乳児のリスクを最小限に抑えるために作成されたものである。
ガイドラインの対象となる乳児は12ヶ月齢以下の乳児であること。
としています。
現在、ミルクで授乳されている方はご注意ください。
調乳方法をお護りください。
この微生物は中枢神経に感染し、髄膜炎や脳膿瘍等を発症させ、発育遅延や水頭症の後遺症を残します。全体的な感染率と発症率は低いものの、感染すると死亡率は40~80%と高く、特徴としては病原体が少なくても発病し、70~80度で死滅するといわれています。
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質問1
どのような菌が混入しているのでしょうか。病原微生物が開封前からいるという報告がありますがお答えください。
質問2
その菌はどのような症状を引き起こすのでしょうか。
感染した乳児の死亡率はどれくらいでしょうか。
質問3
病原性微生物が調整粉乳に混入する経路はどのようなものですか。
質問4
御社ではこれまで消費者に菌が混入しているということを説明されてきましたか。
お答えください。
質問5
乳児用粉ミルクに使用されている添加物について教えてください。
質問6
乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がありますが、それらのリスクを回避するために、消費者に対して「乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がある」との表示をすることを勧告していますが御社はどのように表示されるのでしょうか。お答えください。
質問7
「乳業メーカーに対しては調整乳を滅菌する開発を進めるよう指導すること」という勧告があります。どのような開発をいつからされますか?
質問8
母乳代用品の販売流通に関する国際規準の要約
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes
1981年 WHO総会で成立、1994年 日本政府が賛成
1 消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
とありますが、雑誌等の広告を止める意思はおありですか。お答えください。
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回答が来ましたら次のアクションを起こします。
次々にいろいろなことがあります。
赤ちゃんの命を守りたい思って行動しています。
ミルクメーカーへの質問書、よくぞやってくれました!!
ありがとうございます。メーカーからの回答を心待ちにしています。
私も産院での安易なミルクの使用で泣かされた1人です。
雑誌を開けばミルクの広告。薬局に行けばメーカーの栄養士が
栄養指導・育児相談と言う名の営業行為をして母乳育児を阻害しています。
本当に心からやめて欲しいと思っていました。
調乳温度が今までは60度だったのに、
いつの間にか70度に変わってミルク育児のママは混乱しています。
メーカーは肝心な情報は積極的に教えてくれないのですね。
WHOコードを守っていただきたいものです。
皆が当たり前に母乳育児ができる世の中になってほしいです。