今回は、ある自治体の健診で間違った指導が行われていますので、お母さんが間違った情報に振り回されないようにと願って書きます。
****************
自治体の10ヶ月健診に行って来ました。
保健師による問診、保健指導。歯科衛生士による歯磨き指導。医師の診察。
ブックスタートの説明。管理栄養士による栄養指導。
内容が盛りだくさんな上に、時間も昼寝時とあり、やりたいことがたくさんあるのもわかりますが、もっと赤ちゃんのことも考えて欲しい所です。
双子のママ、兄姉連れのママはとても大変そうでした。
今回の健診での、栄養士とのやりとりの中で、感じたことを報告したいと思います。
娘は体重10.5キロ、身長73.3センチ。
ハイハイ、掴まり立ち、伝い歩きをします。6ヶ月までは完全母乳、現在も欲しがるだけ飲んでもらっています。離乳食は3回です。
【栄養士の指導内容】
成長曲線からはみ出てはいますが、母乳を飲んでいる間は仕方ないですね。
母乳を飲んでいる間、1歳までは牛乳を与えなくていいです。1歳半までに母乳をやめられれば、優秀かな。
私たちも昔みたいに無理矢理母乳をやめるようには言わなくなったけれど、栄養学的に、体重が足りない子の場合は断乳してもらって、離乳食に切り替えてもらっています。理由は、食事を食べなくなるのと、母乳だけでは鉄分なども含めて足りない栄養素があるから。
世界的には2歳まで母乳を与えるようにとなっていますが、日本的にはそういう意見だけではないです。
それぞれの立場によって色々なことを言います。全て間違いじゃないので、あとはお母さんがどの意見を選ぶかです。
歯科では、1歳以降の母乳は咬合、虫歯の問題を指摘します。
栄養は今言ったことです。1歳半を過ぎると、母乳やめるのにもお母さんが苦労するしね。知恵もついてきてなかなかやめれないよ。その前だったら、泣くのはかわいそうでも、4日も過ぎればやめれる。
それでも赤ちゃんの精神的面を大事にしたいのであれば、母乳は続けてもいいと思います。
…という内容です。
まず、中途半端な知識だけで、1歳半までの断乳を勧めてきたことに疑問を抱きます。
栄養面で、食事を食べなくなるからというのは意味がわかりません。卒乳したらしっかり食事をとれるようになると思います。
鉄分については確かにこの時期不足がちにはなりますが、貯蔵鉄というものがあって、きちんと補ってくれているので、離乳食の中に取り入れることで問題ないと耳にしています。あまりにも顔色が悪かったり、動きが鈍い様なことがなかったら、さほど心配はなく、フォローアップミルクなどに頼る必要もないと考えています。
歯科の咬合、虫歯の問題は、赤ちゃんの吸啜(おっぱいを吸う事)と咬合は全く仕組みの違うもので、関係ないと思いますし、虫歯に関しては、昨日のブログの通りだと私も思っています。
4日くらいで断乳できるという無責任な発言も憤りを感じます。
その4日間が、赤ちゃんにとってどれだけ精神的なショックを与えるか、考えて欲しいです。
私は、娘がおっぱいを自然に卒業するまであげます。
今の時期は、後追い、人見知り、場所見知りをします。おっぱいは欠かせません。娘にとって安心して、落ち着ける、なくてはならない場所です。おっぱいを吸って落ち着けば私自身もほっとします。
同じように話をされて、悩み、断乳をしてしまうママがいるとすれば、本当に痛ましいことです。
* **************
本当にありがとうございます。
素晴らしい感想ですね。
冷静に判断され、正しい知識を持っておられることに敬意を表します。
それにくらべ、自治体の栄養士には不勉強な人が多くいます。
もっともっと真剣に学んでほしいものです。
栄養士の語ったことがどのように母子に影響を与えるかを、考えてください。
そして正しい情報をお母さんに伝えてください。
職員同士で勉強会を開いたり講師を呼んで正しい知識を学習してください。
間違った情報を押しつけるのは罪悪です。
すべての栄養士が悪いのではありません。
正しい知識をもった職員もいます。
情報を提供してくださったお母さんありがとうございました。
このコメントが、皆さんの子育てに役立つ情報になることを願っています。
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自治体の10ヶ月健診に行って来ました。
保健師による問診、保健指導。歯科衛生士による歯磨き指導。医師の診察。
ブックスタートの説明。管理栄養士による栄養指導。
内容が盛りだくさんな上に、時間も昼寝時とあり、やりたいことがたくさんあるのもわかりますが、もっと赤ちゃんのことも考えて欲しい所です。
双子のママ、兄姉連れのママはとても大変そうでした。
今回の健診での、栄養士とのやりとりの中で、感じたことを報告したいと思います。
娘は体重10.5キロ、身長73.3センチ。
ハイハイ、掴まり立ち、伝い歩きをします。6ヶ月までは完全母乳、現在も欲しがるだけ飲んでもらっています。離乳食は3回です。
【栄養士の指導内容】
成長曲線からはみ出てはいますが、母乳を飲んでいる間は仕方ないですね。
母乳を飲んでいる間、1歳までは牛乳を与えなくていいです。1歳半までに母乳をやめられれば、優秀かな。
私たちも昔みたいに無理矢理母乳をやめるようには言わなくなったけれど、栄養学的に、体重が足りない子の場合は断乳してもらって、離乳食に切り替えてもらっています。理由は、食事を食べなくなるのと、母乳だけでは鉄分なども含めて足りない栄養素があるから。
世界的には2歳まで母乳を与えるようにとなっていますが、日本的にはそういう意見だけではないです。
それぞれの立場によって色々なことを言います。全て間違いじゃないので、あとはお母さんがどの意見を選ぶかです。
歯科では、1歳以降の母乳は咬合、虫歯の問題を指摘します。
栄養は今言ったことです。1歳半を過ぎると、母乳やめるのにもお母さんが苦労するしね。知恵もついてきてなかなかやめれないよ。その前だったら、泣くのはかわいそうでも、4日も過ぎればやめれる。
それでも赤ちゃんの精神的面を大事にしたいのであれば、母乳は続けてもいいと思います。
…という内容です。
まず、中途半端な知識だけで、1歳半までの断乳を勧めてきたことに疑問を抱きます。
栄養面で、食事を食べなくなるからというのは意味がわかりません。卒乳したらしっかり食事をとれるようになると思います。
鉄分については確かにこの時期不足がちにはなりますが、貯蔵鉄というものがあって、きちんと補ってくれているので、離乳食の中に取り入れることで問題ないと耳にしています。あまりにも顔色が悪かったり、動きが鈍い様なことがなかったら、さほど心配はなく、フォローアップミルクなどに頼る必要もないと考えています。
歯科の咬合、虫歯の問題は、赤ちゃんの吸啜(おっぱいを吸う事)と咬合は全く仕組みの違うもので、関係ないと思いますし、虫歯に関しては、昨日のブログの通りだと私も思っています。
4日くらいで断乳できるという無責任な発言も憤りを感じます。
その4日間が、赤ちゃんにとってどれだけ精神的なショックを与えるか、考えて欲しいです。
私は、娘がおっぱいを自然に卒業するまであげます。
今の時期は、後追い、人見知り、場所見知りをします。おっぱいは欠かせません。娘にとって安心して、落ち着ける、なくてはならない場所です。おっぱいを吸って落ち着けば私自身もほっとします。
同じように話をされて、悩み、断乳をしてしまうママがいるとすれば、本当に痛ましいことです。
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本当にありがとうございます。
素晴らしい感想ですね。
冷静に判断され、正しい知識を持っておられることに敬意を表します。
それにくらべ、自治体の栄養士には不勉強な人が多くいます。
もっともっと真剣に学んでほしいものです。
栄養士の語ったことがどのように母子に影響を与えるかを、考えてください。
そして正しい情報をお母さんに伝えてください。
職員同士で勉強会を開いたり講師を呼んで正しい知識を学習してください。
間違った情報を押しつけるのは罪悪です。
すべての栄養士が悪いのではありません。
正しい知識をもった職員もいます。
情報を提供してくださったお母さんありがとうございました。
このコメントが、皆さんの子育てに役立つ情報になることを願っています。
栄養士さんは、某ミルク・ベビーフードのメーカーの制服を着た人でした。
栄養指導の終わりに、フォローアップミルクのサンプルを渡されました。
「これは、卒乳してから飲むものですか?」などと聞いたら、
今からでも離乳食の時に飲むといいですよ、お料理に使ってあげてもいいし。10ヶ月以降になると母乳の成分が変わって栄養がだんだん足りなくなってきますからね、それを補うものです。」
と云うことでした。
ありがとうございましたといってその場を終えましたが、母乳に栄養がなくなってくるという文句を真に受けてしまうのは危険です。
自治体の栄養指導を、メーカーの栄養士さんが担当して欲しくないと思ったものでした。
差し支えなければどこの自治体か教えていただけますか。
改善を要求していきたいと思います。
それにしても「自治体の健診」をメーカーの栄養士が担当しているなんてもってのほかですね。
しかも、粉ミルクの土産には困ったものですね。
このコメントをご覧の方で他にもあるよという方がおられましたら連絡ください。
自治体に改善の要求をしていきます。