川崎市宮前区神木本町に比叡山延暦寺の寺末で「つつじ寺」と称されている天台宗寺院「神木山等覚院長徳寺」はある。別称「神木のお不動様」と呼ばれている。それは日本武尊の東征の際に喉の渇きを癒す泉に鶴が舞いおりて知らせにより1本の木を植え、その木が「神木」と崇められ、この地が「神木」と呼ばれるに至った。創建は不詳であるが平安時代と伝わる古刹である。本尊の不動明王。「山門」を通り石段を上がると正面に宝形造りのような「本堂」(安政6年再建)、右に「客殿」と「庫裏」、左に「水屋」が建ち並ぶ。二層造りの「仁王門」周りや石段の両脇から「本堂」の周囲にかけて樹齢150年のツツジが約2000株が植えられており見頃となる5月には多くの参拝客や愛好家で賑わう。当院が「つつじ寺」と称される由縁である。当院は東国花の寺霊場5番、関東36不動尊霊場6番、関東薬師霊場16番の各札所である。(1906)
模原市緑区下九沢に全体が植物園のような公園「相模原北公園」はある。九州が梅雨入り来週には関東の予報である。今月6/8~9の2日間にわたって6月を代表する花「アジサイ」と「バラ」を主役として「アジサイ・ローズフェア 2019」が開催される。「ロックガーデン」と「花木園」には85種、1900本のバラが彩りよく植栽されている。バラの方は花びらを落としているものもあるがあるがそれでも残りのバラが「花の女王」らしい気品ある花姿と輝きでガーデンを美しく彩っている。もう一つの主役「アジサイ」は「ホンアジサイ」、「西洋アジサイ」、「ヤマアジサイ」、「ガクアジサイ」、「カシワバアジサイ」など200種、10000株が植栽されている。その「アジサイ園」では全体がそれぞれの持つアジサイ色に染まり彩り始めた。当園のシンボル白い「アナベル」エリアは少しず白い鞠のような花房を付け出しておりもう少し時間が必要。フェア日辺りが真っ白な雲海のような「アナベルワールド」を見ることができるのでは・・・。(1905)