相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

座間「立野台公園」 の「ショウブ」が満開となった!!

2019-06-12 15:33:28 | 公園・庭園
座間市立野台に「かながわの花の名所百選」にも選ばれている「立野台公園」はある。立野台、入谷、栗原地区の中では5本の指に入る広い公園である。二年前池の水を抜く特番がテレビで放映された公園である。綺麗になった公園にはカモも戻ってきたという。面積約9haの公園内東側池の脇に130㎡の「菖蒲の里」がある。本数は少ないが白や紫、ピンク、青など約10種類、約400本の「ハナショウブ」が植えられている。中でも江戸時代後期に作られたといわれる非常に珍しい品種で三枚の花弁の垂れ咲きが特徴の「座間の森」が咲くことで知名度が上がった。このショウブは白地に淡い藤色のぼかしが入った希少種である。すべてのショウブが鋭い剣城の葉に柔らかい気品に満ちた花をつけ美しい「ショウブワールド」作りクライマックス期を迎えている。しょうぶ田の中央には「アジサイ」が数本ほどショウブとコラボするように咲いていた。今が最も美しい時、間も無く花を落すという何とも儚い短命の「ショウブ」、旬の美しさを心に焼き付けておきたい。(1906)










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鎌倉「川喜多映画記念館」の庭園とあじさい!!

2019-06-12 10:01:10 | 博物館・科学館・史料館
鎌倉市雪ノ下に長い板塀が目を惹く大豪邸「川喜多長政・かしこ夫妻」の旧邸宅に鎌倉市が映画文化の発展を期して2010年に開館した「川喜多映画記念館」はある。建物は平屋建ての和風建築で数奇屋造りを表現し、板塀もかつての面影をそのまま復元した。記念館前の庭園内にはゆったりとした「遊歩道」が設けられ古都鎌倉の環境に見事に溶け込み調和している。その庭園は今、色とりどりの「あじさい」で彩られいかにも古都鎌倉らしい雰囲気を醸し出している。博物館としては映画資料の展示、閲覧、映画上映はもちろん、講演、講座を行っている。かつて旧川喜多宅は映画人交流の場でありアラン・ドロンやミレーユ・ダルク、田中絹代、今日出海、笠智衆など多くの人が訪れている。(1906)










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縁結び&あじさいの寺「成就院=普明山法立寺」

2019-06-12 09:00:32 | 寺院
鎌倉市極楽寺切り通しに「縁結び&あじさいの寺」として知られる真言宗の寺院「成就院=普明山法立寺」はある。創建は承永元年(1219)。本尊は不動明王。この地は弘法大師が100日間に亘って極空蔵菩薩を祀る修業を行った場所である。参道の108の石段の両サイドには「般若心経」の文字数と同じ262株の「あじさい」が植えられ、鮮やかな青、白、赤、ピンク、水色と彩り豊かな「あじさい回廊」と化し明月院とともに鎌倉のあじさい名所に数えられていたが、創建800年記念の参道改修工事が行われ今まで我々を楽しませてくれた「あじさい」は東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の「大雄寺」へ復興支援活動の一環として送られた。工事も終わり昨年より以前ほどの本数はないが本堂前と新しい参道に間隔を置いて再植栽された百本近い赤、白、紫、青のアジサイが参道を彩りはじめ以前の面影が蘇ってきた。今、参道の両脇のアジサイを前景に前方の由比ヶ浜の眺望はやっぱり一枚の絵のような景色である。(1906)










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相模国の延喜式内社十三社の一社、深見の鎮守「深見神社」

2019-06-12 08:25:11 | 神社
大和市深見に延喜式内社で千五百年を超える由緒ある「深見神社」は鎮座する。江戸時代の「新編相模国風土記稿」には別名で「鹿島社」(鹿島さま)と記されている。また延長5年(927)の「延喜式神名帳」に相模国の「延喜式内社十三社の内の一社」と記載されている。創建は不詳であるが、雄略天皇22年(478年)の創祀と伝えられ1500年を超える由緒ある古社で朝廷をはじめ、歴代國司より奉幣の事が記してあり、更に醍醐天皇の御代に制定された延喜式神明帳に相模國十三座の社と定められ官社として扱われて國幣を奉られたとある。渋谷荘の鎌倉武士・渋谷重国、源頼朝、太田道灌、小田原北条家、武田信玄と名だたる武将からも信仰を集めた。主祭神は闇龗神武甕槌神、建御名方神。大和駅と瀬谷駅の中間の踏切を渡ると「一の鳥居」がある。参道を進むと左手に神域が広がっている。市の指定重要文化財の社号標(石碑)に「相模国十三座之内深見神社」と刻まれている。正面に昭和16年(1941)に再建、神明造様式「本殿」、右に社務所がある。「本殿」左側に「御倉稲荷神社」、「靖國社」、「富澤稲荷神社」の境内社がある。また本殿左には御神木の「なんじゃもんじゃの木」(樹令500年、樹高43m)が聳え、静寂な神域・境内を創り出している。(1906)














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