関東も梅雨入りとなった今日、しとしとと小雨が降る中、川崎市の長尾丘陵の一角にある「川崎長尾の里 あじさい寺」として知られる天台宗寺院「長尾山妙楽寺」へ。寺号標から「山門」にかけて参道、「閻魔堂」奥の斜面、「本堂」前の庭園、本堂左横の斜面にかけてそれこそ境内を包むように植栽されている28種類、1000株の色とりどりの「アジサイ」が6~7分咲きとなって華やかにそして鮮やかに彩りはじめ見頃を迎えようとしている。今の季節どうしても欠かせない6月の梅雨期の代表花である「アジサイ」、別名を「七変化」といい、それぞれ種ごとに美しく色鮮やかに咲く花姿、雨のしずくを纏ってより美しく輝く瞬間は堪らない被写体となる。主役のアジサイを見てもらおうと妙楽寺「長尾の里 あじさいまつり 2019」が6/16(日)10時から2時まで企画開催される。(1906)
瀬谷区二ツ橋に真宗大谷派寺院「悟良山最勝寺」はある。昭和44年創建。二ツ橋に寺院が無く地元名士の露木五郎さんが開基。本尊は阿弥陀如来。中原街道と厚木街道の交わる奥に竹林と雑木林に囲まれた一角にひっそりと「寺号標」が構えられている。境内正面に入り母屋づくりの「本堂」(1966年)、本堂前に「鐘楼」(1984年)の鐘は平和への思いを込め「和」と刻んで京都府で鋳造された。2011年10月の深夜、境内に立っていた樹齢200年近い樫の木が倒れ「鐘楼堂」を破壊、本堂の一部も破損という災難に見舞われ短期間で新しく建てられた。