相模太夫の旅録=Tabi Log

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新田義貞ゆかりの真言宗寺院「小動山浄泉寺」

2024-06-19 16:12:47 | 寺院
鎌倉市腰越に真言宗京都大覚寺の末寺「小動山浄泉寺」(松岩院)は鎮座している。弘仁10年(819)、弘法大師(空海)が開山。創建は文治年間(819)。本尊は弘法大師の作「左剣不動明王」(新田義貞鎌倉攻めの途中に小動神社=八王子社に剣を奉納)である。以前は小動神社と一緒にあったようだが中興後1868年神仏分離。小動神社の祭神である「十一面観音菩薩像」の本地仏も浄泉寺に祀られている。現在は不動明王像・観音菩薩像は非公開という。江戸時代に寺子屋を開き、その後1872年に「発蒙学舎」となり、現在の「鎌倉市立腰越小学校」の前身として栄えた古刹である。現在修復中であるが一際鮮やかな朱色の「山門」より入山すると左側正面に入り母屋造り風の「本堂」、本堂の柱には「左剣不動明王」の木板、本堂右に「庫裏」がある。本堂前には当寺のシンボルとして小山のように茂っている「ソテツ」、本堂左側に「地蔵堂」がある。御詠歌「袖たもとぬれるも嬉しこゆるぎの 清き泉の結ぶと思えば」。(2406)
 
 
 
 
 




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