「相模原麻溝公園」ではしっとりとした美しさの「ムラサキツユクサ」がお目見え！！

相模原市南区麻溝に「グリーンタワー展望塔」をシンボルとし、花では「アジサイ」、「クレマチス」の名所の「相模原麻溝公園」はある。今、先月末から美しさを披露し続けていた「クレマチス」も終焉間近、代わって梅雨期の代表花「アジサイ」が少しずつ蕾を広げ咲き始めている。樹林広場と花の谷では珍しい「ムラサキツユクサ」がひっそりと可愛らし花を披露中である。「ムラサキツユクサ」は梅雨期のうっとうしさを吹き飛ばすかのように大きな3枚の花弁を優雅に広げ、朝露にぬれた姿はとてもしとやかでしっとりとした美しさがある。よく見ると花の中心部の雄しべ、雄しべはひげ状で赤や青に色づき、雌しべは黄色か金色と個性豊かなチャームポイントを有している。一つ一つの花は1日でしぼんでしまうが6月から7月を中心に毎日次から次に咲き続ける。ムラサキツユクサ属は北米原産のトラデスカンチア・オハイエンシスが「ムラサキツユクサ」、トラデスカンチア・バージニアナが「オオムラサキツユクサ」である。晴れた暑い日は花が早くしぼみ、午後には花がない状態になる。が雨天や曇天の日には夕方ごろまで咲いているという天候気温に敏感な花である。(2105)