相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かつてフランス公使館に充てられた「真色山甚行寺」

2023-04-24 16:04:14 | 寺院
横浜市神奈川区青木町に江戸時代の開港当時「フランス公使館」に充てられていた真宗高田派寺院「甚行寺真色山」は鎮座している。創建は明暦2年(1656)。本尊は阿弥陀如来。江戸幕府は安政元年(1854)~安政5年(1858)にアメリカ、オランダ、イギリス、フランスと通商条約、和親条約を締結する。安政6年(1859)7名の随行員と初代駐日公使「ドゥシェーヌ・ド・ベルクール」が来日。条約上、各国公使には江戸駐在が認められ最初に仏公使館が品川(三田4丁目)の「済海寺」に設置された。ベルクールの随行員の一人「イタリア人警備員」が攘夷派の武士に襲撃さる事件やイギリス他の公使館にも同様の事件が為、品川宿から神奈川宿(甚行寺)へ公使館を移転させた。京急「神奈川」駅を降り立った商店街の一画に開港当時、土蔵造りの本堂を改造し「フランス公使館」に充てられた公使館跡の石碑=掲示がある。「山門」より入山すると境内正面に昭和46年に再建された鉄筋コンクリート造の「本堂」、左手に「客殿」と手水舎がある。(2304)
 
 
 
 


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