相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
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山寺と言われている「宝珠山立石寺」

2016-12-06 11:40:58 | 寺院
山形市山寺に四寺回廊の一つとして「山寺」と称されている天台宗の寺院「宝珠山立石寺」はある。創建(伝)は貞観2年(860)、本尊は薬師如来である。当寺は最上三十三観音霊場の二番札所である。名の通り山全体がお寺であり、よくぞこの険しき岩場、崖、奇岩の上に開山、創建したものだと驚嘆するばかりである。「山門」から「奥之院」まで続く八百四段の石段(参道)を上り行くと立ち込める霧に浮かぶ光景はまるで水墨画の幻想的な世界が広がる。松尾芭蕉が「奥の細道」行脚の際当寺を訪れている。「登山口」よりまず一歩、正面には天台宗仏教道場の形式の入り母屋造り「根本中堂」(本堂)、「大仏殿」、「納経殿」、「五大堂」、「姥堂」、「宝物館」、「鐘楼」などの伽藍が構成されている。出羽名刹三寺の一寺でもあり、日本の霊場としての「山寺」の寺域には奥深き歴史と数々の伝説が息づいている。(1609)














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