相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

坂東三十三ヶ所霊場の札所「飯山観音長谷寺」

2023-05-05 11:54:16 | 寺院
県厚木市飯山、丹沢山地から伸びる尾根の白山中腹に高野山真言宗寺院「飯山観音長谷寺」は鎮座している。「坂東三十三観音霊場」の第六番礼所として知られ「飯山観音」の名称で地元住民はもとより多くの巡礼者に親しまれ崇められている。創建は行基菩薩で奈良時代の神亀2年(725)。大同2年(807)に弘法大師が教場したことから領主・飯山権太夫が信仰し伽藍を建立したと伝わる。源頼朝公が秋田城介義景に命じて造営された観音堂には十一面観世音菩薩が安置され行基自ら手彫りで施した胎内仏が納められている。「山門」=仁王門より入山すると急勾配の石段が続く参道を上り切ると石灯籠が並列する正面に江戸時代建立の宝形造りの本堂(観音堂)がある。左ある寺務所において朱印を拝受する。当寺は桜、紫陽花の名所である。坂東三十三観音霊場は相模、武蔵、上野、下野、常陸、上総、下総、安房の関東八カ国から三十三の観音霊場を選び鎌倉初中期に設定された。三十三の数字は観世音は三十三の身に姿を現して悩める人を救うという観音経の諸説 に基づくものである。(2305)
 
 
 
 
 
 
 



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