相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
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国史跡の墳墓群である海老名「秋葉山古墳群」へ!!

2020-05-25 08:25:15 | 史跡・遺跡
海老名市上今泉に2005年に国史跡に認定された全部で6個ある大きな古墳群の「秋葉山古墳群」がある。何でも弥生時代~古墳時代にかけて築造された墳墓である。座間丘陵の標高80mの尾根沿いに第1号墳から第6号墳の計6墳が存在している。内訳は前方後円型墳墓が1基、前方後円墳が2基、前方後方墳が1基、方墳が1基である。中でも第1号墳は全長59m、高さ6.3mの大きい規模である。「秋葉社」があった第2号墳の後円部頂上が海老名市最高地点となる標高84.6mである。秋葉社に因んで「秋葉山古墳」と名付けられた。秋葉山古墳群の存在は明治末期頃から知られていた。1960年代半ば以降、古墳群周辺でも宅地開発により1969年に墳丘の測量調査、1987年~2003年の間に12次の発掘調査が行われた。築造年代は3世紀から4世紀と推定され土器や鉄鏃、葺石と円筒埴輪など出土確認されている。秋葉山古墳群の被葬者は相模川流域の首長と推定されている。自然が多く春は桜、秋は紅葉と歴史と自然が見事に調和している当地の古墳群は東日本地域では大変貴重な墳墓群である。しばし古の被葬者に思いを馳せる。(2005)
 
 
 
 
 
 
  

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