相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かつて大国魂神社の別当寺であった「叡光山安養寺」

2017-12-23 17:59:07 | 寺院
府中本町に天台宗の古刹「叡光山安養寺」はある。創建(開創)は貞観元年(859)慈覚大師が開山。本尊は阿弥陀如来像。明治維新前は武蔵総社の大国魂神社の別当寺で14ケ寺もの末寺を擁し、徳川家康公より15石の朱印境内除地(免税)を賜っている。当寺は明治初年頃迄は寺子屋として使用され後に府中学校が成立、庶民への教育普及の役割も担った。「表門」を抜け高麗門様式「山門」を潜ると1200坪の広大な境内左手に寛政元年(1789)再建の「本堂」がある。本堂前には伝教大師「最澄」の像が建ち、その右奥に観音旗がはためく参道の先には金竜山浅草寺御分体の聖観世音菩薩が安置されている「観音堂」(明治44年に建立)、その他「客殿」や「庫裡」、「墓所寮」がある。当寺には狸にまつわる伝説があり市教育委員会より『たぬきのお坊さん』という絵本が出版されている。また当寺は多摩川33観音の第5番札所である。(1712)






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