相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「遊行寺」塔頭の筆頭格の「登龍山眞浄院」

2018-12-29 14:09:07 | 寺院
藤沢市西富に鎮座する時宗総本山「遊行寺=清浄光寺」の「惣門」より「いろは坂」を上がる中程の左側に遊行寺の塔頭の筆頭格の「登龍山眞浄院」はある。創建は本山の遊行寺とほぼ同じ正中2年(1325)である。本尊は阿弥陀如来。真浄院は住職を本山役僧が務め、講中の宿泊所である。歴代上人が法燈をつぎ本山に入山する時や遊行から帰ってきた際に当院で宿泊されていた。ものものしい鉄格子のような「表門」を潜ると「山門」があり、登龍山の山号を掲げる「山門」を抜けると白漆喰の塀の正面に彫刻が施された色鮮やかな「本堂」がある。本堂前面の斗供、勾配、虹梁の精緻な装飾は見事である。左柱には「福寿聖観音」、右柱には「毘沙門天」札が掛けられている。(1812)






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「小栗堂」と言われている「長生院」

2018-12-29 08:33:23 | 寺院
時宗総本山「遊行寺」の「本堂」脇のやや細い道を上っていくと浄瑠璃で名高い「小栗判官」と「照手姫」ゆかりの寺で「小栗堂」と言われている「長生院」はある。応永29年(1422)常陸小栗の城主「判官満重」は足利持氏の攻めにより落城、その子「判官助重」が家臣11人と三河に逃げ延びる途中にここ藤沢で横山太郎に毒殺されかけた時、妓女「照手」が「助重」一行を逃がし「遊行上人」に助けられたことでゆかりが深い。その後に「助重」は家名を再興し「照手」を妻にした。助重の死後に「照手」は長生尼として助重と家臣11人の墓を守り続けここ「長生院」で余生を送ったとされている。「小栗堂」裏手の「墓所」を訪ねてみると「小栗判官の墓」、「照手姫の墓」と「小栗判官眼洗いの池」があり、その脇に名馬「鬼鹿毛の墓」までもがある。(1812)






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帯解観音と呼ばれている「金砂山観音堂」

2018-12-28 13:58:20 | 寺院
藤沢市藤沢=藤沢橋交差点側に「金砂山観世音」と「鼻黒稲荷大明神」の二つの石柱がある。参道の勾配ある石段を上っていくと正面に「砂山観音」、「帯解観音」と呼ばれている「金砂山観音堂」はある。創建は寛永年間(1624-1645)。本尊は観音菩薩。この本尊は安産・子育ての観音様で「帯解観音」とし崇められている。また「観音堂」の左に真赤な「鼻黒稲荷」があり稲荷大明神が祀られている。(1812)






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東の比叡山、徳川将軍家の菩提寺「東叡山寛永寺」

2018-12-28 10:39:12 | 寺院
東京台東区上野に江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院であった天台宗の別格大本山寺院「東叡山寛永寺」はある。創建は寛永2年(1625)。山号は「東の比叡山」の意で、寺号は寛永年間に創建による。比叡山延暦寺を見立てている。本尊の薬師瑠璃光如来、脇侍の日光菩薩・月光両菩薩は伝教大師最澄自ら彫られたものである。徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願のため江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に慈眼大師天海大僧正が建立した。後には第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され以来「将軍家の菩提寺」となった。「山門」を抜けると正面に大きな入り母屋造りの「根本中堂」、左に庫裏、裏手墓域にに6名の将軍(四代家綱公、五代綱吉公、八代吉宗公、十代家治公、十一代家斉公、十三代家定公)が埋葬されている国重文「徳川歴代将軍廟所」がある。非公開であるが「勅使門」だけは見ることができる。かつては現在の上野恩賜公園全体が寛永寺の寺域・境内であり最盛期には約35万5千坪に及び、大名並みの約12000石の寺領を有していた。今も上野動物園傍の「五重塔」、「清水観音堂」、「不忍池弁財天」、「輪王寺」、「上野大仏」など伽藍の一部が残っている。寛永寺は来る2025年に創建400周年を迎える。(1812)
















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麻溝公園「グリーンタワー相模原」から遠撮

2018-12-27 21:06:42 | 公園・庭園
「相模原麻溝公園」のシンボルといえば第9回全国都市緑化フェア「グリーンウェーブ・相模原'92」時に建設された展望台「グリーンタワー相模原」である。自然と調和したデザインと茶系の外観、塔屋には美しい音色を奏でる12鐘のカリヨンを備えている。高さが55メートル、展望室高さは38mで全面ガラス張りで360度を見渡せるよう設計されている。眼下には麻溝公園と相模原公園の噴水広場、その奥に相模原沈殿池。女子美、「ノジマメガソーラーパーク」(さがみはら太陽光発電所)その眺望は心地よい。西には箱根から丹沢、大山の山並みが美しい。東側には町田、横浜、東京と続く町並み。遠くよく見ると30キロ先の「横浜ランドマークタワー」、「新宿高層ビル群」、そして50k先の「東京スカイツリー」が蜃気楼のように微かに見える。この景色、眺望は本当に伝説の巨人「でいらぼっち」の世界である。(1812)










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