東京都台東区上野に東京で唯一の天台宗門跡寺院「東叡山寛永寺」はある。台東区上野公園内「東京国立博物館」東側の閑静な一角にかつて寛永寺の伽藍の一部であった「東叡山輪王寺」はある。当寺はもとは「開山堂」、「慈願堂」と称していた。開山堂は東叡山寛永寺の開山である慈眼大師天海大僧正と天海大僧正が尊崇していた慈恵大師良源大僧正をお祀りするお堂(平成5年=1993再建)である。創建は正保元年(1644)。前年に亡くなった天海大僧正を祀る「開山堂」であったが、後に寛永寺本坊内にあった「慈恵堂」から慈恵大師像を移し「慈恵・慈眼」のお二人のお大師を祀ったことから「両大師(堂)」と呼ばれるようになった。本尊は阿弥陀如来。境内西側に入り母屋づくりの「本堂」、東側に「輪王殿」、西側に寛永寺旧本坊「表門」、の右には「阿弥陀堂」、本堂前には慶安4年製作の「梵鐘(鐘楼)」、参道左右に家光霊廟(大猷院)に奉納され「銅燈籠」がある。先に訪れた「日光輪王寺」は兄弟寺にあたる。(1812)
町田市原町田に八王子の極楽寺末寺の浄土宗寺院「三寶山勝楽寺」はある。天正元年(1573)源蓮社光誉上人開山。創建は天正元年(1573)。本尊は阿弥陀仏。寺伝では江戸時代には「二六の市」が門前で開かれ交通、物流の増加と共に寺を中心に地域が発展した。明治初期に廃仏毀釈のため当時の原町田村の人々の手により相模の国「大山」より良弁不動ともいわれる「不動明王」が移された。古文書では当寺の門前大通り左角に小綺麗な茶屋(宿屋)があり、幕末の横浜開港(1759)以後、来村した外国人が宿泊したと記されている。1865年、後年「トロイの遺跡」の発見者の「シュリーマン」も来訪、原町田で宿泊し見聞記録を残していることから当寺へも立ち寄ったと考えられる。「山門」を抜けると境内の奥に木造入母屋造の「本堂」、大山より不動明王を祀る「不動堂」、高層の納骨堂「無量寿の塔」、本堂地下には「誕生殿」、「蓮華殿」、「舎利堂」、「梵鐘」、「庫裡」、青銅の燈籠がある。当寺は原町田七福神の一つ「寿老人」を祀っている。(1812)
東京都中央区佃一丁目に佃の産土神(氏神)として信仰され家康の分霊を祀る「佃住吉神社」はある。佃島は江戸湊の入口に位置し海運業、各問屋組合をはじめ多くの人々から海上安全、渡航安全の守護神として信仰を集めた。その後「月島」、「勝どき」、「豊海」、「晴海」と埋め立てられその地域の産土神(氏神)として崇められるようになった。旧社格は郷社。創建は正保3年(1646)。主祭神は総称「住吉三神」の住吉三神、息長足姫命、東照御親命。天正年間(1573~1592)に徳川家康が上洛し摂津国西成郡佃村にある「住吉神社」に参詣した際、佃村と大和田村の漁民が神崎川に渡し船を出して家康一行を運び白魚などの献上した。それを機縁として両村の漁民は家康から西国海上隠密の用を受けたり「大坂の役」の際には軍船や魚の調達をするなどした。家康は両村の漁民に恩賞として全国での漁業権を与えた。天正18年(1590)に徳川家康が関東下降の際、佃村や大和田村の漁夫33人と神主・平岡権大夫好次が江戸に移り、正保2年(1645)には江戸鉄砲洲向かいにある百間四方の干潟を幕府から下賜された漁夫らがこれを埋め立て「築島」を造り永住した。この島を故郷の摂津国佃村にちなんで「佃」と命名、正保3年(1646)には、息長足姫命(神功皇后)と「東照御親命」(徳川家康の霊)の分霊を奉遷し摂津国佃の「住吉社」(現・田蓑神社)の分霊(住吉三神)を祀り現在の「住吉神社」が創建された。「赤い鳥居」を抜けると石造りの鳥居がありその正面に「社殿」がある。鳥居に格式高く飾られている陶製の扁額は有栖川宮幟仁親王の筆による。摂社として「竜神社」文政5年(1822)、「疫神社」嘉永3年(1850)、「疱瘡神社」嘉永3年(1850)、船魂神社、入船神社、稲荷社の6社がある。(1812)
青山通りから神宮橋の緩やかな坂一帯はファッションからグルメまで東京の日本の流行の先端が集まる「表参道」。有名ブラントショップが建ち並び、一目でおしゃれな街並みで華やかさと賑やかさが調和した街「表参道」。晩秋から冬には通りは宝石を散りばめたようにイルミネーションが光り輝き煌く。ここはドラマや映画の撮影のロケ地としてもよく使われ観光スポットが集約されている。まずはなんといっても安藤忠雄氏が手がけた2006年にオープン「表参道ヒルズ」、表参道にひと際目立つ全面したガラス張りの建物で外からも店内のディスプレイまでよく見える「アップル」、その前に円筒状のビル「boss」、結婚式のチャペルやカフェ、レストラン、ギフトショップのあるおしゃれ観光スポット「アニヴェルセル」。青山通り歩道橋よりトライ試撮。(1812)
相模大野の街の魅力を伝えようと平成16年から始められた相模大野のクリスマス大イベント「第15回クリスマス ゴスペル ライブ」(Xmas Gospel Live)が本日(12/25)18:00からサンデッキ相模大野(相模大野北口ペデストリアンデッキ)で開催された。今年は商店が創ったクリスマスツリー飾られている。日中は12℃とまあまあの気温であったが、流石に6時になると風も冷たく気温もグーンと下がって寒いクリスマス、会場のイルミネーションが輝ま雰囲気の中、ゴスペルライブが始まった。会場は既に1階から2階のサンデッキまで大勢の観客で溢れていた。ライブ主催者は元サーカスのメンバー「嶋田トオル」プロデュースによる「嶋田トオル with COMODO CHOIR(コモド クワイア)」である。今年で15回を迎えるこのライブには80名を超えるメンバーが勢ぞろい生声の大迫力ゴスペルライブ。クリスマスにちなみ20曲近いクリスマスソングのメドレー、美しい歌声が会場はもとより相模大野の街全体へ響き渡った。最後に可愛い子供たちも登場。約1時間弱の「クリスマス ゴスペル ライブ」の美しい歌声に会場は魅入り聞き入ってすっかり心酔してしまっていた。(1812)