Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は「アルチンボルト展」の予定

2017年08月02日 23時21分38秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は当初予定していた、ふたつの展覧会である歴史博物館は企画展「歴史×妖×芳年 “最後の浮世絵師”が描いた江戸文化」、開港資料館は「横浜の西洋人社会と日本人-異文化へのとまどい」展の外に、横浜ユーラシア文化館で開催されている「企画展 タイ・山の民を訪ねて1969~1974」も見学した。

 最初に日本大通にある開港資料館、次にユーラシア文化館、その後地下鉄のセンター北駅傍の横浜歴史博物館まで足を伸ばした。いづれも65歳異常は無料というありがたいもの。
 歴史博物館の感想は今晩中に仕上げて、明日の朝にアップしたいと考えている。

 本日は気力・体力ともあまり自信はなかった。小雨がぱらつく中、3会場を回って次第に体力的には自信が戻ってきた。昨日は一日籠っていたので、本日は歩き回っていつもの調子が戻ったように感じている。3つの展示で頭が溢れてしまうのではないかとも思ったものの、展示内容を理解できるほどの知識もないので、却ってよかったかもしれない。

 実は西洋美術館のアルチンボルト展は8月5日までの会期である。本日は上野まで遠征する気力・体力に自信がなかったのだが、この分では明日行けそうである。せっかく無料の券をもらったので、混雑する会期末だが見学したい。


「タイ・山の民を訪ねて」(横浜ユーラシア文化館)

2017年08月02日 21時25分43秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 横浜ユーラシア文化館で開催されている「企画展 タイ・山の民を訪ねて1969~1974」を見学した。

 ホームページには次のように案内がされている。
★1960~70年代のタイの山岳地帯。そこで日本人研究者が出会ったのは、華やかな衣装をまとい伝統を守って暮らす人々でした。日本・タイ修好130周年を記念して開催するこのたびの企画展では、1969年から1974年にかけて上智大学西北タイ歴史・文化調査団が収集し南山大学人類学博物館が所蔵するタイの山岳民族の衣装や生活用具等と、同調査団団員だった江上波夫が個人で収集し当館が収蔵する関連資料を展示し、調査当時の写真や映像を交えて、日本の調査団の見た山の伝統的なくらしをお伝えします。また、山の民に魅せられた研究者たちの、現在に続くフィールドワークをあわせて紹介します。

 普段は情報に接する機会のない内容である。中国・ベトナム・カンボジア・ラオス・タイ・ミャンマーが占めているいわゆるインドシナ半島にひろく分布する諸民族。タイという国に生きる「山の民」の習俗である。
 展示は美しい着物の展示や、信仰する神々を描いたもの、民族の由来の手かがりとなる漢字の文書などが中心である。解説がないと私は「見る」だけでしかないが、それでもその着物の豊富な明るい色の着物の美しさ、道教の神々とそれらに加えられた民族の神々の表情や仕草の多様さには目を見張るものがある。
 また中国の南部から今の地に移動してきた時期が、19世紀と思ったよりも最近との表記もあり、認識を新たにした。中国史の情報からはかなり古くから移動があったように思っていた。

  時間が取れればギャラリートークにでも参加したいと思った。




「歴史×妖×芳年展」(横浜歴史博物館)

2017年08月02日 20時25分26秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は午後から横浜歴史博物館で開催している「丹波コレクション世界Ⅱ 歴史×妖(あやかし)×芳年-“最後の浮世絵師”が描いた江戸文化」展を見てきた。
 夏休みで小・中学生などが騒いでいないか心配はしたが、静かに見ることが出来た。しかし逆にいうと折角の夏休み企画なのにこれほど人気がないのもさびしいものがある、といった方がいいのかもしれない。
 展示は
1.芳年とその作品
2.過去を描く
3.金太郎:指定の競演
4.同時代を描く
5.“妖”の世界
の五つコーナーからなっている。

 ホームページには以下のように記されている。
★昨年開催し、好評を得た「楽しい浮世絵ヒストリー」展に引き続き、神奈川県立歴史博物館所蔵「丹波コレクション」の作品とその魅力を、同館のご協力のもと紹介いたします。
 今回注目するのは月岡芳年(つきおかよしとし)。芳年は幕末から明治にかけて活躍した絵師で、“最後の浮世絵師”とも称されています。丹波恒夫氏も芳年について、明治時代の浮世絵師の中で最も優れた絵師の一人だと述べています。
 芳年はさまざまなジャンルの作品を手がけましたが、本展では、歴史的なできごとや伝説を題材とした作品と、芳年晩年の名作「新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろっかいせん)」全作品(36点および目録)を紹介します。あわせて、作品に込められた物語やさまざまな技法、芳年の生きた時代の歴史認識などを探ります。
 妖艶な美人画や血みどろ絵とは異なる、芳年作品の魅力をお楽しみください。


 確かに、動きがあり、躍動感たっぷりの劇的場面がこれでもか、と続く世界は、見る者を引き込む力がある。構図にも彩色にも細心の工夫が凝らされていると感じる。
 しかし私は月岡芳年のこの凝った画面にはあまり惹かれることはない。特に今回展示されているような「新形三十六怪撰」や時事ネタ・歴史ネタなどは好まない。今回の展示でいえば、「藤下鯉魚図(とうかりぎょず)」にとても惹かれた。残念ながらポストカードは販売しておらず、図録の購入も断念したので、スキャナーで画像として取り込めない。
 池の中の鯉をまじかで、鯉が重なり合うように描いた「藤下鯉魚図」は、奇を衒わない静かな世界を感じた。是非もう一度見に行きたいものである。
 65歳以上は無料ということで、ありがたかった。

本日の過ごしかた(歴博&開港資料館)

2017年08月02日 10時25分17秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜は大雨注意報は今も解除されていない。嵐の後の晴天、とはいかずにどんよりとした曇り空。涼しいくらいの気温である。外の気温は24℃以下であるらしい。涼しいというよりも風が当たると肌寒ささえ感じる。湿度は80%ととても高い。
 本日は半袖のTシャツでも厚手のものを着た。いつもはランニングシャツ1枚で過ごしているのだが、その上に着てみた。

 雨は降っても弱い雨であるらしい。どのように本日を過ごすか、これからじっくりと考える。
 行きたい美術展はいくつかあるが、本日の体力・気力の状態を考えると遠出は避けたい。出かけても無料では入場できないし、交通費もかかる。こういう時は横浜開港資料館や横浜市歴史博物館に出向くのが、今までのパターンである。

 歴史博物館は企画展「歴史×妖×芳年 “最後の浮世絵師”が描いた江戸文化」、開港資料館は「横浜の西洋人社会と日本人-異文化へのとまどい」展を開催している。開港資料館は65歳以上は無料、歴史博物館も確かかなり割引になるはずである。