Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

横浜でも34℃超えの暑さ

2017年08月08日 21時30分40秒 | 天気と自然災害
 横浜では終日雨の予報は見事に外れた。朝から陽射しは強く、そして気温がぐんぐん上昇、雲もどんどん少なくなった。最高気温はとうとう15時半ころには34.3℃と今年最高気温となった。横浜はいつも東京やさいたま市よりは気温が低いのだが、本日はほとんど変わらなかった。

 最高気温を記録した時刻はちょうど横浜駅に向かって歩いていた頃である。道路沿いに建物の蔭のある西側を歩いて陽射しを避けて歩いた。日の当たる東側を歩いていたら熱中症になっていたかもしれない。横浜駅について駆け込むように地下街に入り、体を冷やした。

 明日はさらに気温が上がり、横浜の予想最高気温は36℃となっている。あすは家に籠っていた方が良いかもしれない。


もう滅茶苦茶、これで大臣とは‥

2017年08月08日 13時24分31秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 この人の問題発言は「答弁書の朗読」だけではない。この江崎鉄麿沖縄・北方相(二階派)、もう滅茶苦茶。
 「しっかり役所の原稿読む、立ち往生しないように答弁書を朗読」だけでなく「素人だからしかたがないよね」、さらにその上「大臣を忘れても、この選挙区のことは一切忘れることはありません」
 この動画ではいかにも「大臣やりたい病」そのもので浮かれ切ってハシャギまくっている。

 マスコミでは「答弁書の朗読」だけが取り上げられているが、もっと本質的な大臣不適任者でないのか。
 この動画を見て、北方領土に関係する人々、沖縄の人々はどう受け取るか、などという配慮などまるでない。しかもともにロシア・アメリカという交渉相手のある担当である。

 安倍総理に釣られる大臣はさらにことばも態度も軽く、そして配慮に欠け、公平公正でなければならない大臣が選挙区のことの方が大切と宣言してしまう。子はまさに親に似る、親以下でしかない。

「アルチンボルド展」(国立西洋美術館)

2017年08月08日 11時37分54秒 | 読書
 先日アルチンボルド展を見た。

   

 西洋美術館のHPでは以下のように記されている。
★ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家でした。そんな「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く記憶されています。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘い、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。

 私はアルチンボルドの名を高めている寓意的な絵画にはあまり惹かれたことはなかった。それらの絵に込められた寓意については今回の展示で初めて知った。
 春・夏・秋・冬という《四季》に象徴させたのが「時間」であり、水・大気・火・大地という《四代元素》に象徴させたのが「世界という空間」であるということをはじめて知った。そしてそれらがそれぞれ対になるようにも構成されていたということも。
 世界を手に入れる、というヨーロッパ世界の貪欲で際限のない好奇心が地球全体を覆い始めることで、博物学的な秩序立てを発展させた。そこに位置づけられるアルチンボルドの写生帖の数々が私の興味をかき立ててくれた。
 そこには芸術としての絵画というよりも、物が存在する形態を取り巻く環境から捉え尽くすという欲求の虜になってしまった人間の執念を感じた。図鑑に描かれた対象物の総体で世界が理解できる、世界を手に入れることができるという誤解が、当時の人びとを突き動かすことが出来たと理解していいのだろうか。
 そのような博物学的な傾向は、18世紀の江戸時代の日本にも現出している。当然ヨーロッパの影響を受けてのことである。しかし物の本質を見極めたいという欲求とその表現の共通性には、何か人間の本質に触れる共通点があるのではないだろうか。
 今まだ読み止しの「江戸の花鳥画」(今橋理子、講談社学術文庫)を思い出しながら、会場を見て回った。

   

      

蝉の断末魔

2017年08月08日 10時30分54秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨晩そろそろ寝ようかというときになって、急にパソコンの後ろ当りから「ギリギリ」と連続した音がし始めた。あまりに大きな音で、しかも機械的に異常な音のように聴こえたので、慌てて編集していた文書を上書き更新してからパソコンをシャットダウンした。しかしパソコンの後ろから聞こえる音は止まない。しばらくパソコンの周辺機器を点検したり、後ろにある押し入れの中をのぞいたり、CDの再生装置をいじってみたりしたが音の原因がわからなかった。その間も「ギリギリ」いう機械的な音がけたたましく連続していた。
 部屋を出て玄関に来た時にようやくそれが鉄の玄関扉の外に止まっているらしい蝉の声だと気が付いた。確かめるために玄関の外に出てみると確かに蝉が一匹止まっている。しかし滑り落ちるようにして飛んでは壁に止まったり、下に落ちたりしながら大きな音を出す。
 野球帽で捉えて階段室から外に出そうとしたが、その度におおきな音を出して飛び回り、つかまらない。すでに方向感覚を喪失しているような飛び方で天井に止まったり床に落ちたりして挙句にすぐに戻ってくる。生の最後の一瞬らしいのであまり追い掛け回すのはしのびないと思ったのだが、あまりにうるさく、眠れない。3度ほど追ったところで手の届かない高いところにある電気メーターの上に止まって静かになってくれた。



 今朝玄関扉を開けると、床に蝉があおむけになっていた。手に取ると微かに6本の足を動かす。まだ生きているが、翅は動かないし、鳴く力はもうすでにない。とてもいとおしく感じて、階段室の横に植わっている樹木の枝のくぼみに置いてみた。
 すくなくとも精一杯の生き方をしたとほめてやりたくなった。写真を撮ってみた。この写真の姿からはクマゼミのような気がする。しかし昼間聞こえるのはミンミンゼミの声である。クマゼミとミンミンゼミは同時には鳴かないし、すみわけをする。すると昼間聞いている蝉はクマゼミなのだろうか。自信がなくなってしまった。


※このブログを見た友人からツィッターで「これはミンミンゼミ」と指摘があった。頭の色の青いのがミンミンゼミ、緑がクマゼミと小さいころ教わった記憶があった。でもかなりあいまい。友人の指摘に従って、安心することにした。

迷走台風5号の影響

2017年08月08日 00時37分12秒 | 天気と自然災害
   

 台風5号の影響は西日本では被害も出ているし、山梨県でも影響が出ている。しかし横浜では迷走台風5号の影響は今のところ感じられない。雨も止んでしまったし、風も今は夕方よりもおさまっている。蝉も鳴かず静かな夜である。
 神奈川県の西部や埼玉県や東京都では竜巻注意情報が出ているようだが、横浜市域ではそのような気配はないようだ。どこか拍子抜けの気分である。
 台風がこれから東に進んでくるにしたがい影響が出てくる可能性は高い。まだまだ油断はできない。
 先ほど雨が降っていないので、団地の中を一周してきた。風もなく樹木などの枝が落ちていることもなく、ホッとしている。
 明日腫れたら横浜駅に出かけようと思っていたら、明日は一日雨の予防になっていた。台風が去ってもすっきりとした天気にはならないらしい。

 さて、季節は本日が立秋とのこと。天候不順でオロオロしている間にいつの間にか立秋となってしまった。