本日の長崎市の平和記念式典で、安倍総理は次のように述べた。
「真に「核兵器のない世界」を実現するためには核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要です。わが国は非核三原則を堅持し、双方に働き掛けを行うことを通じて国際社会を主導していく決意です。そして昨年12月、ここ長崎で開催された、核兵器廃絶に向けた国際会議での真摯(しんし)な議論も踏まえながら、核拡散防止条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう積極的に貢献してまいります。」
いつも思うのだが、次の点が不明である。
1.この「非核三原則を堅持」は「法制化」することで諸外国の信用が得られるものではないのか
2.「双方に働き掛けを行うことを通じて国際社会を主導」という「主導」という上から目線のことばは諸外国に信用されないのであらためるべきである。
3.さらに「具体的にどのように、どの国に働きかけ、どのような反応があったのか」明確ではないので、明らかにする義務が政府にはある。
4.「核拡散防止条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう」おこなうという具体的な「貢献」が何ら示されていない。
具体性のない提案は実に空疎なことばの羅列でしかない。だれもそれを信用しない。安倍総理のことばが「軽い」「空虚だ」といわれるのは、いつも具体帝がなく、そして行ったことを平気で無かったことにするからである。
具体的で、責任ある言動こそ、政治家が信用される最低限のことである。
「真に「核兵器のない世界」を実現するためには核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要です。わが国は非核三原則を堅持し、双方に働き掛けを行うことを通じて国際社会を主導していく決意です。そして昨年12月、ここ長崎で開催された、核兵器廃絶に向けた国際会議での真摯(しんし)な議論も踏まえながら、核拡散防止条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう積極的に貢献してまいります。」
いつも思うのだが、次の点が不明である。
1.この「非核三原則を堅持」は「法制化」することで諸外国の信用が得られるものではないのか
2.「双方に働き掛けを行うことを通じて国際社会を主導」という「主導」という上から目線のことばは諸外国に信用されないのであらためるべきである。
3.さらに「具体的にどのように、どの国に働きかけ、どのような反応があったのか」明確ではないので、明らかにする義務が政府にはある。
4.「核拡散防止条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう」おこなうという具体的な「貢献」が何ら示されていない。
具体性のない提案は実に空疎なことばの羅列でしかない。だれもそれを信用しない。安倍総理のことばが「軽い」「空虚だ」といわれるのは、いつも具体帝がなく、そして行ったことを平気で無かったことにするからである。
具体的で、責任ある言動こそ、政治家が信用される最低限のことである。