セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

ソルト (2010/米)(フィリップ・ノイス) 80点

2010-08-05 09:53:31 | 映画遍歴
こういうアクションはスピードと派手さとあっと驚く展開がキー。その意味ではこの映画はそれだけで娯楽作品としては1級品だろうと思う。

二転三転する主人公の本当の思惑は「カムイ伝」のような抜け忍なんだと思えば、アメリカ映画としては極めて面白い構成だと思われるし、別に彼女の行動は不思議でも何でもない。逆に続編以降とても面白くなる予感を起こさせるものでもある。

まさにこの映画は【アンジェリーナ・ジョリー】による007映画だ。逆に女だから爽快だとも思われた。彼女のさりげなく武器を作ってしまうシーン、車から車への移動、微笑みを持って大統領の前に現れるシーン、等々まさに男なのであります。立ち姿が潔い。だからすがすがしい。共感を持てるところであります。

その中で愛する夫を目の前でOOされるシーンはこの映画の唯一の演技の見せ場だ。以降余韻を持たせる重要なシーンです。

まあ、ホワイトハウスであんなに簡単に最重要要塞に入ることが出来るかなんてちょっとチャチではあるけれど、007だとするとあんなものでしょう。最後の最後でどんでん返しも効いているし、僕はめちゃ楽しめました。

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