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親愛なるきみへ (2010/米)(ラッセ・ハルストレム) 70点

2011-10-02 12:52:08 | 映画遍歴

なんかそぐわない題名だね。「DEAR JOHN」だから、手紙の「拝啓」だとかいう意味なんだ。配給会社の手抜きと言うか、最近流行らなくなった英語字読みの羅列でもよかったのに、、。

2週間と言えど一生を規定してしまう恋というものがある、ということ。これは素晴らしい。というか、うらやましい。恋愛ってこうありたいとは思う。いろいろ屈折はあれど、最後には本当に純粋な男と女は結ばれる。これが日本流の赤い糸ということなのか。いい話だ。

けれど、ミステリーのトリックのような手法での、あの、男との結婚はちょっと解せない。あれでは、あの男のキモサだけがズシンと最後まで残ってしまう。もうちょっと女のほうのきめ細かい心理を描いてくれれば違和感もなかったような気もするが、、。

でもラストはほっとするエンド。恋愛映画の醍醐味。でも、だから結構平板になってしまったのも事実、、。【ハルストレム】も独自色と若さがなくなってきたかなあ、、。


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