「鏡の花」が良かっただけに期待したんだが、、。何か昔読んだ「カラスの親指」の二番煎じめいた、またどうもこの恵という女の子が最初から好きくなく、読んでいてそれほどスピード感もないのでちょっと、拍子抜けでした。
最後の最後で今までのドンデン返し風結末に至るんですが、それはそれでとても美しいけれど、ちょっと人工的な気がしないでもない。要するに嘘っぽい。そんな5人組があるバーにたまたま揃うだろうか、とかいくらゴマかしているとはいえ、ラジオでさらされるのは当人たちは嫌なのではないだろうか、とか突っ込みも出てくる。
また新たな道尾の世界をあぶりだしてもらいたい。正直な感想です。
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