原作者の辻村深月のミステリーというのは知ってはいたが、一体全体どこがミステリーなんだい?ここまで原作(の形態)を変えてしまうと作品そのものが成り立たないのではと思ってしまうが、どうなんだろう、、。
何しろ舞台が高校の女子のみが知る不思議な世界であります。こういう世界は男性だけでなく女性もいやなのでは、と思ってしまうほど深刻でけれど、あとで考えたらああつまらないという代物なのだ。
こういうものを持ち越して10年も青春を棒にふる人が本当に実在するのだろうか、とおじさんは考えてしまいまする。
映画はミステリー仕立ての倒叙ものを組み立て直して普通のストーリーにしてあるので、高校生を過ごす彼らの無駄な時間だけが残酷に印象に残る。そしてあまりに悲しい。
そんなつまらないことが人生に影響するのなら、あなたたちは本当の生き方を知らなさ過ぎる。こういう系統の話は小説だけにしてほしい。そう思うのだ。
でも観客席には結構若い女性がいたのう、、。
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