石油、CIA,テロ工作員、、日本人には苦手意識の強いテーマ。しかも、4つのハナシがちょっと斬新な展開で進められるものだから、前半は何がなんだかわかり辛く、着いてゆくのが精一杯。
ところが、分かり始めたらこんな話をメジャーで作っているアメリカの懐の雄大さに驚き、なかなか芯の強い映画作りに傾倒してゆく自分を感じる。
それぞれの挿話も断片的で深みはない。あくまでもサンプル的扱い。これをどう見るかでこの映画の評価も決まる気もするが、僕はそう気にはならなかった。作る方にそれほどの問題提起する意図はないようだからだ。それは当然のように思う。結局エンターテインメントなのだ。
ひょっとしたら、こんなことも実際やっていたんじゃないの、と思わせる演出振りにすがすがしささえ感じる。秀作。
だけど、恋愛映画に慣れている女性には不向きかな。
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ところが、分かり始めたらこんな話をメジャーで作っているアメリカの懐の雄大さに驚き、なかなか芯の強い映画作りに傾倒してゆく自分を感じる。
それぞれの挿話も断片的で深みはない。あくまでもサンプル的扱い。これをどう見るかでこの映画の評価も決まる気もするが、僕はそう気にはならなかった。作る方にそれほどの問題提起する意図はないようだからだ。それは当然のように思う。結局エンターテインメントなのだ。
ひょっとしたら、こんなことも実際やっていたんじゃないの、と思わせる演出振りにすがすがしささえ感じる。秀作。
だけど、恋愛映画に慣れている女性には不向きかな。
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