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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 (2005/米=仏)(トミー・リー・ジョーンズ)

2006-05-02 20:52:46 | 映画遍歴
思ったより骨太の演出で、立派だ。しかも、カットも素晴らしくよく計算された映像だ。出演者はあまり若い人は出てはいないのだが、立派に青春映画だと思う。
どこにもない場所を夢想したメルキアデス。
果てしない人間の友情・愛を信じていたピート。
人間不信から監禁旅の過程で人間愛を感じ始めるマイク。
これぞ青春映画なのだ。みんな結構年取ってるけれどね、、。
不倫など別にどうってことないっていった二人の女性もいいね。女は現実的で、結局一番強いんですよ。男は年取っててもいつまでも子供で本当にやわいですなあ。
でも、本当なんだからこればかりは仕方がない。茫洋としたメキシコまでの風景がいいですね。ちょっとメキシコ人が良すぎる気がしたけれども、、。まあ、これもメルヘンですよ。
拾い物の秀作。
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