「12人の怒れる男」の韓国バージョン。この手の裁判映画はめっきり面白いはずなのに、館内がぎっしり女性で覆われているからだろうか、ちょっといつもと雰囲気が違う。チケットも取りづらかったのだ、、。
で、本篇はというと、そりゃあ、やはり面白いです。演劇でも映画でもかなり亜流バージョンは出ていますし、みな秀作ぞろいです。見ていて面白くないわけがない。でも、ちょっと演出にB級感が漂い、主役のパク・ヒョンシク &ムン・ソリが好演なのに、展開ももたついてます。
といっても韓国映画、ラストはまさかといううっちゃりを2回も見せてくれて、それはそれはいい読後感でございました。こういうのは日本ではできないな。さすが。
まあ、名作もアイドル映画に変質すると、立派にエンタメしちゃうということなんですな。
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