主演4人の平均年齢からすると、これは老いの加齢臭いっぱいの映画かな、と思いきや、若手俳優も多く参加し、とっても楽しい忘れられない映画になりました。
コメディをきっちりと仕上げる脚本・演出は一流だと言われますが、この作品がまさにその通りでした。長すぎない100分、怒涛のように集まった俳優陣(これは石橋蓮司さんの人柄?)、最近こういう自然と笑える映画が少ないので、僕的には何か、好きな古い友人宅でじっくり飲んで楽しむ、そんな雰囲気で見させていただきました。
4人はもう迫力あるいつもの演技でいうことなし。あと、ちょい役なのに井上真央よし。柄本佑起用ぜいたく。渋川清彦髭面よし。妻夫木はこんな役位柄でも要所を心得てさすがの域。そして、あのバーの表札が原田芳雄作成だとは、、。オマージュもいっぱいの映画だったんですね。
ところで、シーチキン様、石橋蓮司は映画・テレビも早くから出ていますが、演劇界では超大物で、第7病棟という意劇団を主宰し、緑魔子さんの夫でもあります。この劇団はところが演劇回数が超少なく3,4年に一度しか上演しません。最近では実にもう20年も上演していなく、私は1回だけ東京で見ました。上演するごとに最高の評価がされており、演劇界では稀有な存在なのです。
あ、どうでもいい話でしたね。シーチキン様、それでは、また。
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