セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

演劇ユニット衝空観「アリス・イン・スランバーランド」(作・演出 銭山 伊織)@independed1st 80点

2020-03-07 22:45:26 | 演劇遍歴

実はあまり好きではないアリスもの。ちょっとビビりながら見ていたが、何のその自由奔放な世界が展開され、最初気にしていた曇りが急に晴れてきて、自分でも驚くほど楽しさいっぱいの劇を見る。

登場人物も多いが、それほどアリスに影響されていないので、話を追うのもいいし、癖の多い俳優陣をじっくりと見るのもいい。どんな見方もできる劇なんですなあ。

それでも、この劇、何か星の王子様タイプの純粋な世界が浸透したり、女王の手下ジャック(林和弥が好演、これでないとね)の異色カラーがこの童話風空気感をぶった切る。

でも、11人が走る走る。若い舞台がコロナ旋風をどこかへ追い立ったようだ。


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