実はあまり好きではないアリスもの。ちょっとビビりながら見ていたが、何のその自由奔放な世界が展開され、最初気にしていた曇りが急に晴れてきて、自分でも驚くほど楽しさいっぱいの劇を見る。
登場人物も多いが、それほどアリスに影響されていないので、話を追うのもいいし、癖の多い俳優陣をじっくりと見るのもいい。どんな見方もできる劇なんですなあ。
それでも、この劇、何か星の王子様タイプの純粋な世界が浸透したり、女王の手下ジャック(林和弥が好演、これでないとね)の異色カラーがこの童話風空気感をぶった切る。
でも、11人が走る走る。若い舞台がコロナ旋風をどこかへ追い立ったようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます