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バルトの楽園(がくえん) (2006/日)(出目昌伸)

2006-06-25 22:06:47 | 映画遍歴
本当にあったなんて信じられない日本での捕虜収容所での美談の映画化です。
でも、あまりにいい人ばかりなので、お話自体が浮いちゃいましたね。
会津談義がこういう話で使われるといかにも、という感じだし、ウソ、ウソといった感が強いので、どこまでが本当なのか全体に疑わしくなる。
ラスト近くの第9のみんなの首の揺れはNHKののど自慢のそれみたいだし、これはいわゆるダサいといってもいいのではないでしょうか、、。
それにしてもブルーノ・ガンツの死人のような演技は「ヒトラー 最期の12日間」ですべてを使い果たしたかのようなひからびたものに変容していた。同じ俳優とはどう見ても思われない。これはどうしたことか、、。成長株で期待している大後寿々花も凡庸な演技で、これはもう死に体の出目昌伸の成せる業か。
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