好きです、この映画。いわゆるさわやか青春スポーツものだ。そして題材は問題プロ野球選手と聴覚不自由者野球チームとの激しいやり取り。高校野球の季節。これを見ずして暑い夏は乗り切れない、そんな怒涛の青春を一人で感じ取る熱い一日だった。
何故一人だって?何と、とうとう映画館で初めて(だと思う、、)一人しかいない客席で映画を見てしまったのですよ。でも、これはとても贅沢。というのも、館内に入るとエアコンを入れていなかったのに、急に入れてくれたり。ある意味、至れり尽くせり。
そして何と言っても周囲を気にせず、映画を見られる広い自由空間。特にこの映画の場合、溢れだす涙をこらえる必要もなくなる。恥ずかしげもなく涙は出っぱなし。こういう環境で、この青春まっしぐらの直球ストレートの感動映画。この夏のいい思い出になりました。
韓国って、野球に出場する学校数は53校しかなく、予選がないのだそうです。けれどこの映画は優勝なんかじゃなく、ただただ一勝を目指すわけです。それがいいんだ。イメージは日本映画の『ひゃくはち』、漫画の(ちょっと違うかもしれないが)「キャプテン」を思い起こさせる。
とにかく、広い館内で思い切りくつろげました。僕にとってはとても贅沢な映画でした。この映画のポスターがすべてを語っているね。青春の躍動感が素晴らしい。
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