スティーブン・キングの原作は未読だが、ストーリー自体は特に新鮮なものではない。しかし、ユダヤ教狂信者の女、意外なピストル達人者、息子の一言、そして何より女性が護身用に所持していた通常のピストル等小道具がなかなかうまく感心。
少々分からないことがあります。ユダヤ狂信者に対してクリーチャーが攻撃をやめたのは彼女を同類だと思ったせいか、、。聖書のごとく息子を生贄に捧げろと命令してから彼女がピストルの達人に脳天をぶち抜かれ殺されるシーンは全くクリーチャー並。(不謹慎だが、このシーンはこの映画で唯一スカッとしました。)
一方、少々言いたいこともある。霧の中から攻撃をなかなか仕掛けないクリーチャー、重体の人間を助けるために隣の薬局に大勢乗り込むことの不思議、そしてクリーチャーの残骸を見てもその存在を信じようとせず霧の中に出てしまう人間たち等、相変わらず粗い展開が多いキングものだが、活劇にせず閉鎖状況の人間の心理から絶望の淵にいざなう展開はこれ以上ないぐらい素晴らしい。
特に驚愕のラストは「セブン」以来の後味の悪さで、これからも長く語り続けられることであろう。映画館を出る観客が一言も発しないというのも稀有な例で、このラストだけでこの映画の評価は随分高くなることだろう。でも、もう一度見たくない映画でもあります。
少々分からないことがあります。ユダヤ狂信者に対してクリーチャーが攻撃をやめたのは彼女を同類だと思ったせいか、、。聖書のごとく息子を生贄に捧げろと命令してから彼女がピストルの達人に脳天をぶち抜かれ殺されるシーンは全くクリーチャー並。(不謹慎だが、このシーンはこの映画で唯一スカッとしました。)
一方、少々言いたいこともある。霧の中から攻撃をなかなか仕掛けないクリーチャー、重体の人間を助けるために隣の薬局に大勢乗り込むことの不思議、そしてクリーチャーの残骸を見てもその存在を信じようとせず霧の中に出てしまう人間たち等、相変わらず粗い展開が多いキングものだが、活劇にせず閉鎖状況の人間の心理から絶望の淵にいざなう展開はこれ以上ないぐらい素晴らしい。
特に驚愕のラストは「セブン」以来の後味の悪さで、これからも長く語り続けられることであろう。映画館を出る観客が一言も発しないというのも稀有な例で、このラストだけでこの映画の評価は随分高くなることだろう。でも、もう一度見たくない映画でもあります。
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