今回もまた見てしまったアイアンマン。というよりトニー・スタークの内面映画化なんだよね。といってそれほど窮屈にならず相変わらずの贅沢ハリウッドアクションぶり。それはそれで楽しいけれど、ね、、。
今回は僕は護衛のハッピー役のジョン・ファブローに注目した。後で調べると彼は何とアイアンマン1・2で監督及び出演をしていたんだって?これは面白い。今回、役柄的にも十分光ってたよ。冒頭だけでなく最後まできっちり描いたのも彼への敬慕の念からかな。
マンダリンと見せかけて実はという面白い役どころのベン・キングスレー、ごろっと変わってしまう演技が「さすが」という感じ。いぶし銀だね。
超悪役のガイ・ピアースもなかなか凄味があり、彼も「さすが」の仲間入り。これだけ演技が秀逸ならばどんな役柄でもこなせるよね。
世界一美しいと認定されたグゥイネス・パルトロウ。でもきらびやかな輝きを保持していた20代とはうって変わり、今やもはや同じくアベンジャーズのスカーレット・ヨハンソンに後塵を拝しているのでは、、。
冒頭で書いたトニー・スタークのうつ状態はそれほど深刻なものとも取れず、主人公の内面性強化としての題材に過ぎないのではないかと思ってしまう。多少、現実のアメリカを揶揄しているのかもしれないが、、。でも、それも実はハリウッドの巧みなんですね。
まあ、エンターテインメント十分です。それでいいではないか、な~んて。