
うーん、気持はよく分かる(ような気がする)が、ちょっとだけ恥ずかしい、カナ。結局、映画史上ベスト100を言いたかっただけなのか、と穿った見方もある。その映画愛は分かるんだけど、、。
何故、殴られ屋稼業で云千万円というお金が動くの?とか(これは間違いなくあのジムでの金は還流していただけなのだが)、あれだけボコボコにされたら普通は死んじゃうよね、とかこの映画の本質と関係ないところに僕の余裕の気持ちが動いている。何かこの純新さが少々気恥ずかしい、、。
街頭演説の、「かつて映画は芸術であった」とか、「娯楽映画と芸術映画の線引きは」とか青臭い思いが語られる下りが少々ツマラナイ。だってベスト100に連ねている黒澤も小津もそして恐らくオーソン・ウェレズさえも立派な娯楽映画作家だからだ。小津なんか常に興業成績を気にしていた節がある。(この辺りは【ペペロンチーノ】さまと全く一緒。とういうか、コメント内容が【ペペロンチーノ】さまと全く同一なのでこれ以上書く意味もない気がするのでやめようかな、、)
でも映画作りというのはこういう青さがあって初めて何かが描けるのかもしれませんね。僕の方がこういう馴れた目でコメントを書いちゃって反省しなければならないのかもしれません。そういう意味ではゴメンナサイ。映画は常に初心ですよね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます