東北関東大震災、本当に言葉がありません。（3/16)

地震発生以後テレビで情報に聞き入っています。これほどの大災害を、つい１７年ほど前に阪神淡路大地震を経験した僕が生きている間に、また経験する（といっても関西にいるので間接的ですが）とは思いもしませんでした。
日本では巨大地震が４００年サイクルで起こっていると言ってますが、そんなことは読んだことも聞いたこともありませんでした。
今はまだどうなるか分からない福島原発がどうしても気になりますが、早急に収まるよう祈るしかないです。作業をされている方々の頑張りは本当に頭の下がる思いです。

報道ニュース等を見て、今避難されている方々の、一番要望されているのが、「情報、水、食料、ガソリン、暖房具」です。阪神淡路を経験した者からはガソリンというのが一番今回の地震で異色と言えるものだと思えます。そして確かに情報は当時も不足しましたが、携帯電話はほとんど使っている人がいない時代でした。有線より無線が有効だった阪神淡路大震災をきっかけに携帯電話が伸びたという記憶がありますが、今回はその携帯の基地局も全滅したんですね。水道、ガスはかなり遅れましたが、それでも電気は２，３日で通じていたと思えます。

やはり地震規模も違いますが、大津波の被害のある・なしが今回の大きな災害の相違であると思われます。ライフラインの復旧が遅くなっているのも、私たちの想像をはるかに超えた被害状況がそれを阻んでいるのでしょう。
今自分にいったい何ができるのか、とりあえず目にする街頭募金には全面的に協力する、というようなことから始めていますが、国、自治体等には、例えば自衛隊の基地を有効活用し物資を輸送するなど、この際なるべく規制を廃した柔軟な即応力のある対応を切望したい気持ちでいっぱいです。