このシリーズ全部読破しているが、竜崎もいまや神奈川県の刑事部長。だんだん自由度が少なくなっており、その分今までのような破天荒ではないので魅力薄になるのは仕方のないところ。
今回は横須賀ということもあり、米軍が関係してくるが、まあそれほどでもない。本庁の伊丹刑事部長などのやり取りなどはさすが面白く、あっという間に読破してしまった。
今回の事件そのものがあまりミステリーっぽくなく、また息子の逮捕騒動も何となく軽いもので、今までのシリーズから比べると少々手抜き感もあるが、それでも行間からにじむ竜崎魂は至極健在。
これだからやめられない。もう次作を待っとります。
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