小川洋子の本を初めて読む。「薬指の標本」を原作にしたフランス映画が面白く、いつかは読んでみたいと思っていた。
繊細な女性の感覚が隅々まで行き届き、我々男には入れないかのような、女のぐちゃぐちゃした部分もあり、はっと遠のいたり、何か魔法的でもあり入り込んだり、不思議な経験をした。
僕は映画が好きなのでこの本を映画化するとしたら、残念ながらつまらないものになるだろうと考える。というのも、あらすじ自体が劇的でもなく、通常の三角関係を描いているだけなのだろうから。
小説のフィクションの中でだけ、この繊細な感覚が生きており、何かに具現化しようとすると、その段階で全く違ったものになるような気がする。
主人公のある意味身勝手なところが所々見えるのも、読者の大半が女性だということを意識してるようでその意味でも面白かった。
繊細な女性の感覚が隅々まで行き届き、我々男には入れないかのような、女のぐちゃぐちゃした部分もあり、はっと遠のいたり、何か魔法的でもあり入り込んだり、不思議な経験をした。
僕は映画が好きなのでこの本を映画化するとしたら、残念ながらつまらないものになるだろうと考える。というのも、あらすじ自体が劇的でもなく、通常の三角関係を描いているだけなのだろうから。
小説のフィクションの中でだけ、この繊細な感覚が生きており、何かに具現化しようとすると、その段階で全く違ったものになるような気がする。
主人公のある意味身勝手なところが所々見えるのも、読者の大半が女性だということを意識してるようでその意味でも面白かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます