セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 96本、 演劇 72本

アンダルシア 女神の報復 (2011/日)(西谷弘) 70点

2011-08-05 15:51:00 | 映画遍歴

まあ、こういう日本映画で外国が舞台なのに、結構ダサさが薄いというのはちょっとした進歩かもしれない。だいたいメジャーの娯楽作品だからね、楽しめればいいのか、最後まで一応作品を持たせているのは一筋の光。

俳優的には【織田裕二】【 伊藤英明】【 福山雅治】は一応の責任は果たした感。やはりずっと出ずっぱりの 【黒木メイサ】に体臭が感じられないというか、人工的だというところが敢えて言うと問題かな、、。

この人、演技はうまいのかどうかわからないけれど、もっとさらけ出せばいいのになあと思ってしまう。特にヨーロッパが舞台なので逆に外人風の風貌がマイナーに感じられてしまう。外国ならどこにでもいるタイプなのである。だからこそもっと自分を解放しないと、、(カッコつけてるように思ってしまう)。

今回は【戸田恵梨香】の出番が極端に少なく僕は不満。【伊藤】はウミザルのイメージを一掃するまあやりがいのある役柄だろう。あ、そうそう、【織田】はなかなか憎い演技どころで無難に役柄に挑戦してる。

それにしても、ラストの解決篇での【谷原章介】のしぐさからは彼が殺されなければおかしい展開。あれじゃ勿体ない。ミステリーとしては不合格。

それと、外国で(日本じゃあるまいし、また拾ったんだったらまだしも)わざわざタクシーを呼ぶかね。その後のタクシーを絡めたカーチェイスが面白かっただけにその意味を問いたいが、、。

まあでも前作よりかはまとも。まだまだこのシリーズ見れますよ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハリー・ポッターと死の秘宝... | トップ | モールス (2010/米)(マット... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事