題名からは想像できないニューヨークの底辺にたたずむ市井の人々を追うカメラの優しく暖かいことこの上ない。このタッチ、そうか「ワン・デイ~」のロネ・シェルフィグだ。バックに流れる音楽もいい。
現代のニューヨークにこんな一面もあるという実に誠実な映画だ。こんないい映画を見ると、まだまだ人間に愛着を持っていいんだ、と明日への希望も感じる。
俳優陣がみな脇役のような風情を持った俳優で占めているのも好感が持てる。一人マーク役のタハール・ラヒム だけがイケメン面をしているが、まあ、許そう。彼は秀作監督の作品によく出てるなあ、、。
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