昨年のことを新年になって書き始めるというのも何かおこごましい気もするが、年末はぎりぎりまで仕事等で忙しく珍しく余裕のない年越しとなってしまった。
とは言え、時間を見つけて年末に結局は3本の映画を見たのだからそうでもないのかも。大晦日は急に用事がなくなり街に飛び出したのだった。行く先は梅田スカイビル。とはいっても外人が多く来る展望台へは行かず相変わらずの映画館へ。
まず食事をしようと地下のレストラン街へ行くが、11時半になって初めて店が開く。結構休んでいる店も多い。今日はインド料理でと思っていたのだが、仕方なく普通の食堂へ。
このフロアは大阪の昭和のレトロな雰囲気をみんな持っている。店に入りふと眺めると指名手配の顔写真が二か所に貼ってある。店内でこんなのを貼ってあるのは実にめずらしい。300万円の懸賞付きだ。けれど写真だけで年齢も書いてなく、これで探せというほうが無理ではないだろうか。とか考える。
醤油ラーメンセットをすすりながら「大阪で生まれた女」がかかっているのに気付く。BOROの声はよく聞くといい声だ。通っている。会社の同僚がよくこの歌を歌っていたことを思い出す。その同僚も夏ごろ病気で亡くなった。何で大晦日に思い出させるんだよ。ラーメンの蒸気のせいだろうかふと涙が落ちる。なんだかこの店は無性に昭和昭和しているなあ。
今年の見納めは「あと1センチの恋」。チケットを買っていた時の雰囲気からなぜか女の子のグループが多かった。おじさんが入っていい映画なのだろうか。
今年もよく映画を見た。135本。今年はクラシックもよく行った。時間に追いまくられている2014年だった。
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