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錆びた滑車(2018 文春文庫)(若竹七海) 75点

2019-07-23 11:15:27 | 読書遍歴

文体は確かにシニカルで面白い。安心できる作家である。登場人物が多すぎ、だれが犯人かミステリーとして読む進むと、ほんとその意味では難解だ。

犯人へと至る伏線もほとんどない状態で、やはりこれは本格ものではないのだろうと理解する。

あと、動機がイマイチです。意外過ぎる犯人もそうだけど、こんな動機で人を殺害しようとするだろうか、、。人気作でもあり、また評価も高いので少々冷水を。

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