大竹野作品でも上演回数の多い人気作品である。4人の看護婦を登場させ、現代社会の人間の心の闇を鋭く描いている。
男女の退屈な日常。同期という名のもとでの友情という厄介なつながり。そこにリーダー格の女が工作し始めたら、、。
面白いです。殺人光景を舞台でここまでリアルに感じたことは初めてかも。4人の心の闇は明瞭に描かれているので、わかりやすいが、でも人間のなんと弱いことよ。究極的に迷うと、人間は誰かに頼ってしまうんだなあ、、。
リーダー格の吉田を演じたよしひろが幅の広い演技力で魅せる。やりがいのある役柄だったでしょう。素晴らしい。
大竹野作品の事件物は数多いが、やはりこの作品が舞台ではかなり見栄えします。
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