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マダムと奇人と殺人と (2004/仏=ベルギー)(ナディーヌ・モンフィス)

2005-11-19 21:42:01 | 映画遍歴
この映画、すごく変わってる。まず、女はそうでもないけれど、男が出演者みんな変な顔。本当に題名どおりに奇人の顔。よく変な顔の俳優を揃えたっていう感じ。
次はものすごくずっこけた脚本。展開。連続殺人事件なのに全然怖くない。軽侮いかが本当に捜査をやっている感じもあまりしない。そこがいいね。そのうち観客も一緒に楽しんで映画を見ていることに気づく。
ただ、僕の場合だけかもしれないが、フランス映画のコメディーそのものがあまり笑えないんだよね。日本では昔からフランス映画のこの手は不評なのだ。シニカルな高等的な笑いもかなりあるから合わないのかな。
文化の違いとしか言いようがない。
で、僕も今回それほど笑えたわけでもなくこの作品の本当のところが分かっていないのかもしれない。
でも、かなりグーであります。
***

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2 コメント

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初めまして! (Puff)
2005-11-22 18:09:22
azamyさんのところから来ました。

よろしくお願い致します。



なかなか面白かったですね!

確かに、猟奇的な連続殺人事件のお話なのに

あまりサスペンス・・・という感じがしなくって

奇人たちの方ばかりに目が行っちゃいました。ウフ



フランス映画の笑いって、「アハハハ」じゃなくって

「ふふふふ・・・」ってな感じですかね。

ちょっとシュールな笑いというか、空気の抜けた感じがしませんか!?

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マダムと奇人と殺人と 、、 (ヌートリアE)
2005-11-23 07:53:17
Puffさま、おはようございます。

そうですね。フランス映画って、大体洒落ているから、ふふふふなんでしょうね。イタリアとかアメリカとは違いますね。人間自体も恋愛の国ですから、大人ですよね。そういう国でも先日の暴動にはかなり驚かされましたが、、。

警部の俳優ミシェル・ブランは「仕立て屋の恋」での名演技が忘れられません。かなり違った演技でしたが、、。

では、また。
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