セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

劇団サニー『もう音はいらない』(作・演 玉澤千歩)(於・can tutku) 70点

2016-01-24 21:02:13 | 演劇遍歴
はっきり言って最近は音楽を聴いていなくて(聴いていても自分の好きなジャンルばっかり)この舞台の登場人物たちの年齢からはひょっとしたら半世紀ほど違うし、かなりずれているのかもしれない、、。

昨年買ったCDが斉藤和義と若旦那ぐらいで、それも新しいウォークマンに入れて電車なんかで聴いているぐらいで(ハイレゾなんか年齢から全く関係ないのに)、昔の音楽好きな時代からするとお恥ずかしい限りのつたない音楽人生を送っております。てなもんで、どうやらこの演劇は、どうも音楽の話らしいのです、、。

女の子は高校生なのか、それとももっと上の世代?

悩む。毎日のことで悩む。親だったり、生活のことだったり、でも音楽が彼女を支えてくれている。そんな女の子の一つの、卒業のようなものをテーマにしているのだろうか、、。

でもこの女の子はオーケンを好きだと言っていた。僕でもオーケンぐらいは知っていた。(大槻 ケンヂ、筋肉少女帯)
でもオーケンだってもう50に近いんだろうし、そういえば仲良くなるもう一人の少女は全く知っていなかった、、。もう古いんだろうか。オーケンって書き物の方が断然面白かったりして。

音楽って古さなんて関係ないと思うけど、それでもちょっと入りきれない何かがこの作品にはありましたね。(音楽といっても女性から語られる音楽ではあるので、年老いた、しかも男性たる俺ではこの演劇はやはり理解しがたかったのではと思い至りもしたが、、。)

これが映画では何とかなるんだけど、演劇って全然違うからね。

やはりやみくもに演劇を見てはいけないのだろうか、、。珍しく考え込んでしまう。

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