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今年読んだミステリーでは今のところ一番面白かった本である。
だいたい、映画・演劇での「12人の怒れる男」が好きなんだよね。この作品は現代によみがえるクリスティー的ミステリーともちょっと思いました。もうワクワクして頁を繰りました。
まあ、14、5歳の子供たちがあんな会話を続けられるかなんて、野暮なことは言いますまい。ミステリーは面白いのが一番なんだ。
でも、冲方 丁氏がこんなミステリーを書いてしまうということに、今まで何十年もミステリーを愛読してきた僕からは、ちょっとした驚きで戸惑います。
ミステリーって、物書きであればこんな風にかんたんに書けちゃうものなの?
初めてのミステリーで、こんな秀作が、ねえ。でも考えたら、過去も遠藤周作が本格ミステリーを書いたこともあった。「闇のよぶ声」という本だが、とても面白かったことを覚えている。
坂口も吉行もそして筒井康隆も書いてるよね。
うーん、文豪はミステリーなんか簡単に書けちゃうということなんだ。何か面白い事を発見した感じですな、、。いやあ、面白かった!
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