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氷菓 (2001 角川文庫)(米澤 穂信 著)  80点

2018-11-04 21:19:16 | 読書遍歴

もうずいぶん前の高校生生活、あの熱くてしかし冷えた空気を感じる部室にいて、17才にして一瞬に人生を分かったと思っていたあの頃。

あれから歳月だけは過ぎ、仕事も終える年齢になっても、まだあの頃のことを思い出す。

この小説は軽やかなミステリーではあるけれど、青春のみずみずしくも、辛い気持ちを見事に表現している。これがシリーズ化しているなんて、夢のような事件です。

完全に米澤のファンになりました。


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