久しぶりにシネヌーヴォーの2階へ。ここは秘密試写会めいた雰囲気のあるたった24席の映画館。けれど今日はいつもより人は多い。何故?
伊丹市が全面協力の自主映画らしい。それにしては登場人物も多く、ちょっとしたサスペンステレビドラマ風である。ストーリーも23年前の殺人事件と現代との連鎖を連想させる面白そうな展開である。
ラスト近くになってきてどうもこの主人公カップルがどうももたもたしているようで、結局突き放したような展開に、そして全く関係ない犯人が出てきて、いくらなんでもそれはないんじゃないの?じゃあ今まで何だったの?と訝かう向きも多いのではないか。
そういうのって、今じゃそこらのつまらない安物サスペンスドラマでやらないだろう。見た後かなりゲンナリする。
映像はそれほど悪くないので、かなり惜しい作品となっている。予算の割には本格的な仕込みで通常の映画と変わらない美術。さらに出演の役者、結構見覚えがあり、関西の演劇から大挙出演したのではないか、と思われる。実に熱は入ってるんだけどなあ、、。応援したい気持ちはもちろんあります。映画愛は感じます。
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