我が愛するサリngROCKさんの名作の上演である。この劇団は知らない劇団ではあるが、見てみるとみんな若く、まるで僕には高校生ぐらいにしか見えなかった。それほど初々しく素敵だ。
彼らはまさに青春の息吹をまともに感じる年齢で、今、人生に一番悩み、一番楽しんでいるそんな世代の人たちだ。この難しい劇をえいっと勢いでやってのけてしまうぐらい、若いってホント素晴らしい。
常に包帯を腕にしている女の子が主人公だ。包帯を取るとシマウマのような傷跡が歴然とする。こんな設定からも若者たちの生きる上での、苦しい遠吠えが強く弱く聞こえてくる、、。
あまりに若い俳優たちが何気なくさすらう言葉のセリフに、いかにも彼らの素の人生がにじみ出る。彼らがこの劇を理解できてるかどうかは分からないが、とてもいい劇だったことは事実。感動しました。
この当時のサリngROCKさんの作品は宝石箱のようだなあ、、。何か、僕も10年の演劇の時代という重みを考えてしまう。そんな劇だった。忘れられない劇となった。
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